昨日の大河ドラマ「義経」 第46話「しずやしず」

  • 宿敵・頼朝の前で、義経を想う舞を‥

捕えられた静(石原さとみ)と、潜伏中の義経滝沢秀明
今や別れ別れになっている二人に交互に焦点をあてて
ストーリーは進んで行きましたね。
鎌倉へ送られ、源頼朝中井貴一)の尋問に対しても
「なぜ義経を討つのか」とひるむことなく気丈に応えていた静ですが、
義経の子を出産後、その子が取り上げられ(殺された)後は
思いっきり取り乱していましたね。
それまでの様子からすると少し意外な感じもしましたけど、
義経の子」、今や義経と自分を繋ぐ唯一の存在でしたから、
静にとって子供の位置付けは特別だったんでしょうね。
そんな静に対して、追い討ちをかけるように
鶴岡八幡宮で「舞を舞え」という命令があります。
政子と静は今では完全に「勝者と敗者」的な立場ですね‥
傷心状態の静ですが、毅然と「義経を慕う」内容の舞を演じきりますね。
静役の石原さとみさんの舞、鮮やかで見事だったと思います。
普段から共演者と和気あいあいって状況で収録していると、
恋心って表現し辛そうですけどね‥(^^;)

  • 義経主従はのんびりしすぎかも‥

一方の源義経のほうは、護送される静の奪還を企てますが、
静の母・磯禅師に止められたりしますね。
ただ、単独行動をしていた佐藤忠信
護送列に斬りこみましたけど‥(^^;)
結果、屋島の戦いの継信に続いて、
平泉からの忠臣の忠信がこの世を去りました。
しかし、静が京から鎌倉に護送されていた間、
義経主従はずっと京にほど近い近江をウロウロしていたんですねぇ‥(^^;)
まぁ来週が「安宅の関」ということを考えれば、
一行をあまり先へ進める事は出来なかったのでしょうけど、
時間が経てば経つほど、頼朝の追捕体制が各地に確立していくこと
(守護・地頭制など)を考えると、時系列的には
あまりにのんびりし過ぎかな、という感じがしてしまいます‥