「働くということ」(はてな年間100冊読書クラブ 68/50)

働くということ

働くということ

  • 「働くということ」が実例を中心に紹介

沢山の人々へのインタビューが紹介され、
まさに「働くということ」のありのままを取り上げた本ですね。
サラリーマンを辞めて独立した若き起業家、
定年直前の団塊の世代の技術者、
フリーターから天職を見つけた若者など、
様々な例が紹介されています。
この本に出てくる様々な人々の働く様子を読んでいると、
「収入が多いこと」が勝ち組なのではなく、
「自分にとってやりがいのある仕事が出来ること」
こそが勝ち組である、ということを実感させられた気がしますね。
ただ、一人一人のエピソードが短く、
読み物としては少し物足りない気もしてしまいました。
「いま何がやりたいのか解らない」と迷っている、
大学生やフリーター・ニートの方々にとっては、
「自分探し」の参考になるかもしれないって感じですね。