今日の大河ドラマ「義経」 第44回「静よさらば」

  • 平家の亡霊が義経を妨害

義経滝沢秀明)は都を戦火にするには忍びず、
西国落ちを目指しますが、ここも義経の甘さかなって感じもしますね。
都を巻き込んでも、兄・源頼朝中井貴一)と雌雄を決すれば、
という感じもしました。頼朝は戦経験が豊富では無いですから、
決戦となれば戦の天才の義経のほうが勝ったかもしれません。
もっとも都は守るには難しい土地ではありますけど‥
西国を目指した義経ですが、船は嵐に巻き込まれてしまいます。
平家の平知盛の亡霊が出ますけど、
根っからの武将の知盛は恨みを残すというか、
あまり亡霊となって出る、というタイプでは
無さそうですけどね‥(^^;)
むしろ往生際の悪かった総大将の平宗盛のほうが
化けて出そうな感じがします‥(^^;)
宗盛は一時は義経に命を助けられるかも、
と希望を抱いていた様子でしたから。

  • 静との「今生の別れ」

変わり身の早い後白河法皇平幹二朗)は頼朝側の脅しに屈して
今度は逆に義経追討の院宣を出しますね。
義経法皇の真相を確かめようと(このあたりも義経はピュアですな)
御所に乗り込もうとしますが、怪しげな法眼に止められたりしますね。
そして吉野への逃避行となりますが、
女人禁制ということもあって、
静(石原さとみ)との涙の別れとなりますね。
ナレーションにもあったとおり、
これが今生の別れとなるわけで、哀愁を誘うって感じですな。
そういえば本妻の萌のほうは、あっさり先に鎌倉に返していましたね。