「思い残し症候群―親の夫婦問題が

女性の恋愛をくるわせる」(はてな年間100冊読書クラブ 53/50)

  • 親の愛情が足りないと「思い残し症候群に」

小さい頃に「親から愛されなかったor愛情が足りなかった」子供が、
大人になってからも「父親の愛情を求めて」
年配者との不倫に走ったり、
あるいは恋愛に失敗したりして、
将来の人間関係に影響を及ぼすような
ケースが「思い残し」とのことですね。
例えば、上記の不倫に走るケースとか、
「ダメな父親からの愛情が足りなかったため、
父親の愛を求めて、父親と同じようなダメな男に恋に落ちる」
といった具体的な実例を元に、「思い残し」を解析しているので、
非常にリアルに胸に突き刺さるものがありました。

  • 親は「子供の幸せ」を望まない?

最近は「家庭崩壊」「家族機能の崩壊」がよく言われていますけど、
親の子供に与える影響は非常に大きい、
ということを改めて実感しました。
まぁ子供にとって「一番接する時間が長い人間」ですから、
当たり前のことではあるのでしょうけど。
あと、ショッキングな事例では、
親が子供の恋愛に反対するケースはよくありますが、
その場合、両親の仲が冷え切っていたりする場合は、
本当に「子供の幸せ」を望んで反対している訳ではなく、
「子供が自分よりも幸せになる事を望まない」ため
反対する場合もあるとか‥自分も思い当たるケースがあるので、
衝撃でしたね。このような、「子供の幸せを喜べない」
親には絶対なりたくないと思います。

  • 父親と娘はデリケートな関係

あと、父親と娘の関係というものは、非常にデリケートだそうですね。
愛情が足りないと(父親(夫)に失望した母親が、子(娘)と
タッグを組んで「反父親」になるケースに多いそうですが)
上記のように「思い残し」になりますし、
また、娘に性的に邪な心を抱けば(笑)
娘のほうはそれを素早く察知して、
父親にダメ出ししてしまうそうですね‥(^^;)
もちろんこれも父娘関係としては不可なケースですけど(笑)
「父親になる」ということは大変なんだな、と改めて実感しました。
いずれ父親になる(なりたい‥カナ(^^;)立場として、
「自分ももっと(精神的に)大人にならないと」と思います。
親として、自分の行動・言動によって、
子供達を自ら不幸に追い込みたくは無いですからね‥