名古屋二十一大師 結願

さて、先月から回り始めていた名古屋二十一大師巡礼、
今日結願となりました。
名前の通り全ての巡礼箇所が名古屋市内で近かったこと、
及び全二十一箇所と少なかった事が、
早く結願出来た理由になるかと思います。

  • 今日はバスを利用して回りました

今日は中川区にある第十番・密蔵院、第十一番・宝蔵院、
第十二番・弁天寺、第十五番・地蔵院、
第十六番・笠覆寺笠寺観音)、第二十一番・興正寺
以上六か寺を回ってきました。
第十番〜第十二番は、名古屋市内とはいえ私の家からは
かなり離れた場所にあるので、
暑い時期、自転車で回るにはちょっとキツいと思い、
今日はバスで回ることにしました。
住宅地のど真ん中にあるお寺も多く、
車だと通行&駐車に難渋しそうな感じもしていたので。
バスは電車ほどは本数が多くない(1時間に1〜2本程度)ですが、
最近はネットで時刻が調べられるため、
あらかじめ調べておけば、かなり効率のよい乗継プランを
組む事が出来ますね。便利になったことだと思います。

  • 各お寺の感想
    • 第十番・密蔵院

お寺の中に、公園のような「休憩所」があったのが
ちょっと変わっているって感じでしたね。
新しい立派なビル(新本堂)が建てられており、
まずまず活気もありそうでした。

    • 第十一番・宝蔵院

結構規模の大きなお寺でした。庭園も立派でしたね。
「名古屋三弘法」の一つでもあります。
しかし、納経所のおじさんは不慣れな感じでしたね。
ここでは、真ん中の押印だけで、「第十一番」や「○○寺納経所」
の印がありませんでしたけど、ひょっとして押印を忘れたとか?

    • 第十二番・弁天寺

弁天さんの通り、琵琶湖にある竹生島・寶巌寺の
分院ですね。お寺の周りを池が取り囲んでいたりして、
これは琵琶湖を模している感じですね。
本尊はもちろん弁才天ですが、本堂の奥に「西国三十三箇所」の
三十三観音があったのは、竹生島の分院である事を考えれば
むべなるかなって感じですね。(竹生島西国三十三箇所の三十番札所)
納経の際に、「なごやん」のお接待を頂きました。
ただ、納経所の方は、お寿司で昼食中でしたね‥(^^;)

    • 第十五番・地蔵院

ここで名古屋市内は港区から南区に移動です。
結構な大横断って感じでしたね。
こちらの地蔵院は住宅地の中に溶け込んでおり、
地蔵堂」のような感じでした。外壁とかが無いためでしょうか。
また住職さんは常時在住していないようで、
納経は自分で押す形でした。しかし、「放火が多いため」
蝋燭立てが撤去されていましたが、この無人状態では、
お寺自体に放火されかねないような気が‥(^^;)

今年の冬というか初春の頃に、梅を見に行った時に寄ったため、
まだまだ記憶に新しいって感じですね。藤原兼平公が玉照姫を
見初めた場所にちなんで建てられたお寺です。
歴史もあり、また節分で親しまれているお寺ということもあって、
本堂も大きいですね。本堂の横側に、弘法さまやお不動さまなど、
各巡礼の対象となっている諸仏を眺める事が出来ます。

こちらは1ヶ月前に、知多四国八十八箇所巡礼の結願で
訪れたばかりなので、感想は簡単に、って感じです(^^;)
雨も降ってきたこともありましたから。
ここは「八事山」という山の中にお寺があり、
名古屋市内にあるとは思えない大きな規模を誇っていますね。
前回と異なった点は、今日は二十一日(弘法大師空海の入定の日)
ということもあって、前回は閉まっていた弘法堂が開いており、
お坊さんが中にいたりしました。