「農林族 田んぼのかげに票がある」(はてな年間100冊読書クラブ 22/50)

農林族―田んぼのかげに票がある (文春新書)

農林族―田んぼのかげに票がある (文春新書)

最近は郵政民営化問題で「郵政族」が「抵抗勢力」として
話題になっていましたけど、昔から有名な族議員
この本で取り上げられている「農林族」ですね。
内容は、農民側の言いなりになって
高く設定された「米価」の決定過程や、
北海道における「与党議員ではないと、政策が実現されない」
自民党が脅しをかける露骨なまでの選挙戦
(「新党大地」で話題の鈴木宗男元議員も暗躍していますね)
立派な農道建設等の公共事業などが取り上げられています。
具体的なルポタージュで非常に解りやすかったですね。