伊良湖菜の花紀行

今日は、名鉄の2Dayフリーきっぷを使って、
伊良湖岬などに行って来ました。
まずは名鉄知多半島河和駅まで行き、
そこから船で伊良湖岬に行きます。
船の料金は高く、伊良湖岬まで、1,940円もしますが、
今日は2日間有効のフリーきっぷを使用しているので、
新たに料金を払う必要はありません。
このフリーきっぷは3,000円なので、
河和までの電車賃とこの船で、
もう元が取れてしまったことになりますね。
まぁそれだけ普通料金が高いってことなのでしょうけど、
これからは乗れば乗るほど得をする、と考えてしまうのは、
貧乏人の性ですなぁ‥(^^;)

席は自由席なので揺れが少ない後方を選びましたけど、
今日は海は穏やかなので問題は無かったです。
ただ、予想もしていなかった雨が降り始めました。
昨日からずっと天気予報を見て、今日出掛ける事を決めたのですが‥
河和を出た時は空席が目立っていましたけど、
日間賀島篠島を経由しているうちに、
泊り客が乗ってきて船内は賑やかになりました。
これらの島は、あまり観光要素はありませんが、
フグなどの新鮮な魚介類が人気してますから、
宿泊客は多いんでしょうね。日間賀島の西港の周りには、
高層ホテルが立ち並んでいましたし‥

伊良湖岬では、時間が無いので急いで燈台を見てきました。
確か昔来た時は、このあたりは砂浜だった記憶がありますが、
今日はすっかり護岸工事がされており、
安全な海沿いの遊歩道になっていましたけど、
物足りなさは感じますね。波打ち際を打ち寄せる波と戯れながら
遊ぶことって個人的には結構好きなので(笑)

フラワーパーク行きのバスの時間に間に合わなくなりそうになったので、
灯台からの帰りは走りました‥お陰で真冬にもかかわらず、
汗をかいてしまったりして。
バスの社内は年配客ばかりでしたねぇ‥(^^;)
途中、「恋路ヶ浜」や「日出の石門」といった観光名所も経由しますが、
今日は車窓から眺めるのみです。
伊良湖のフラワーパークは初めて行きました。
この時期は、まぁあまり花の季節ではないのですが、
ここ渥美半島は菜の花で有名で、
菜の花はこの季節でも咲き始めているので。
温室内ではシクラメンが咲いており、
屋外では人工的に球根に細工をして早く咲かせた、
季節外れのチューリップが咲き誇っていました。
あと、「アイスランドポピー」という花が、
花びらが大きくてキレイでしたね。
有料で菜の花を摘めるサービスもありましたけど、
今は観光的にはシーズンオフですから、ひっそりとしていました。
まぁ意外に面白かったですが、帰りのバスの時間の都合もあって
十二分に鑑賞したという感じなので、
もう一度来たいとは思わないかな‥(^^;)

フラワーパークからはバスに乗って、豊橋鉄道田原駅へ。
渥美半島は農業のメッカのため、道路沿いにはビニールハウスが
立ち並びます。メロンや電照菊などを生産しているとか。
田原駅でバスを降りると、また雨が降ってきて、
急いで駅舎の中に駆け込みました。
豊橋鉄道ロングシートの電車でしたね、
なんか見たことある車両ですが‥
昔東京に住んでいた頃に乗っていた、東急電鉄の車両に似ていますね。
15分間隔の運転で非常に便利ですが、
その分お客さんは少なかったです‥
女の子が堂々と車内で化粧出来るような状況でしたな(苦笑)
この女の子は、豊橋でデートの予定でもあるのかな?って思ったり。
しかし、豊橋に近くなると、立ち客まで出る盛況ぶりでした。
豊橋からはJR飯田線で豊川へ。こちらは1両の単行でした。
豊川駅からは歩いて豊川稲荷へ向かいますが、
ここで雨が強く降り出してきました。
お陰であまり参道のお土産物屋さんを冷やかせませんでしたね(^^;)

豊川稲荷は商売繁盛がメインということもあって、
本堂とかの建物も大きかったし、
あともう初詣の時期も終わりですが、参拝客も多かったです。
大商人の寄進などに支えられて、大きくなったのかな、と。
ただ、山門は戦国時代の大名・今川義元の寄進だそうですが、
義元の悲惨な最期に思いを馳せると、ご利益無いのかな?
なんて思ったりして(苦笑)
お参りを済ませて、沿道のお土産物屋を冷やかしたりして、
帰りました。露店では、開運色?の黄色い財布が並んでいたりして、
さすがは商売繁盛のお寺だなぁ、と思ったり。
あとは「名物」とされている「宝珠まんじゅう」の試食を頂いたりとか(笑)
結局、お稲荷さんに来たから。ということで、
稲荷寿司をお土産に買って帰ることにしました。