「CLANNAD」(クラナド) 制作:Key

  • 7回目、古河渚シナリオ(以下ネタバレ箇所あります)
    • 癒し系ヒロインの渚ワールドに取り込まれると‥

最初のプレイで渚ちゃんと仲良くなりつつも、
最後は風子エンドに流れたこともあって、
イベントもかなり見ていたので、このゲームのヒロイン・古河渚シナリオは
最後にクリアということになりました。
渚って子は癒し系のキャラクターですな。不良ぶっていて荒んでいる、
主人公と春原陽平の二人ですが、いつのまにか渚の念願である、
演劇部の再建に力を貸していくことになります。
そして、この渚シナリオでは、3to3バスケで勝利を収め、
また渚の手助けをして、演劇部の発表イベントを成功させたりしたりと、
「何かを成し遂げていく快感」がありますね。
また、そういったイベントを通じて、ダメダメ&ヘタレの二人が
次第に変わっていく、という二人の成長の物語でもあるかな、
って感じです。
渚と一緒にいることによって、主人公も前向きになる事が出来ましたし。
また、病気で一年留年して学校では一人ぼっちの渚にとっても、
頼ることの出来る唯一の存在って位置づけになり、
「お互いを支えていく」関係というのは良いかなって思います。
例えば坂上智代の場合だと、智代に一方的に支えて貰うって感じだし(^^;)

    • 渚の周りのキャラも持ち味を発揮して

また、渚の両親の秋生さんと早苗さんも、ちょっと変わっているけど(笑)
いい人達で、なるほどこんな両親から
渚のような子が生まれてくるんだな、という感じです。
陽平と同じく、秋生さんとの会話も非常に楽しかったです。
普段の日常のシーンの会話が面白いと、プレイしていても飽きないですね。
あと、渚シナリオ途中でちょこっと選択肢を間違えると、
演劇部の顧問の幸村俊夫先生エンドに到達するのですが、
この先生シナリオも、隠しシナリオ出現の
一つの条件になっていたりするんですね。
こういったバッドエンド系のエンディングも見なければいけないとは、
なかなか思い至らないなぁ、という感じです。
Webで攻略法が入手出来なかったら、
プレイ挫折した可能性が高そうだな、と思います(^^;)
創立者祭の後すぐに渚の病気が再発してしまい、
その後学校でいちゃつく事が出来ずに、主人公は卒業&渚は再び留年、
恋人関係は続いているとはいえ、もう二人で一緒に学生生活は送れない、
という少し淋しく物足りない感じで終わってしまった
エンディングですが、全キャラクリア後に出現するという、
「アフターストーリー」に続いているのかな、
なんて思ったりもしました。
主人公も父親と結局和解していないままだし‥