日本シリーズ第3戦 西武10-8中日(はてなプロ野球’04)

中日 000 005 120 8
西武 000 310 60X 10

  • 一度は逆転したものの‥

更新遅くなりました‥あまりにショックな結果にしばし呆然としたもので‥
昨日は仕事がちょい長引いて、家に帰ってTVをつけてみたら、
4-1で中日ドラゴンズがリードを許していました。
「あぁドミンゴ投手はやっぱやられたか〜」って感じでしたね(^^;)
ドミンゴ投手は今期は一応二桁勝利をあげたものの、
広島からの勝ち星が多く、またイライラすると投球が乱れる、
ということもあり、キッチリとした野球をしてくる上位チームとの対戦には、
不安を残していましたから。好調の西武ライオンズの1・2番コンビを
抑えられるかな〜と思っていましたけど。
序盤は西武の先発・帆足和幸投手に抑えられていたようですが、
私が見始めた6回の表にその帆足投手から、
井端弘和選手と立浪和義選手が連打を放ち、
一死満塁の場面で長田秀一郎投手に代わりました。
この長田投手から谷繁元信選手がなんとびっくり満塁ホームラン!
で大逆転です。長田投手は今年の日本シリーズはこれが初登板、
いきなり満塁の場面では、大変だっただろうな、と思います。
第2戦の勢いそのままって感じの大逆転、
この時点では今日はいける!って確信していました。

  • 7回の表の拙攻‥嫌な予感が

7回の表も猛攻が続きます。引続き長田投手を攻め、無死満塁から
アレックス選手のタイムリーで1点を追加し、
更なる追加点が期待されましたが、
今日は指名打者(DH)に入った高橋光信選手が三振、
そして谷繁選手が止めたバットに当たった感じの
力ないキャッチャーゴロゲッツー、
この場面で1点しか取れませんでしたから。

  • そして7回の裏に大逆転劇‥岡本投手を引っ張りすぎ。

7回の裏の西武の反撃は、先頭の中島裕之選手がツーベース、
中島選手は今日はホームランも打っており、立ち直ってきましたね‥
今シリーズは調子を落としていたようなので、安心していたのですが(^^;)
その後、代打・石井義人選手に四球、そして高木浩之選手に死球
無死満塁というピンチになりました。う〜ん、
岡本真也投手は2イニング目だし、
落合博満監督がマウンドに行った時点で、
スパッと変えても良かったと思うんですけどね。
死球、という明らかに動揺が伺えるような段階で
打線が一番に戻って、佐藤友亮選手に同点タイムリーを浴びました。
その後も、フェルナンデス選手に四球、そしてカブレラ選手に
見事な逆転満塁ホームランのお返しを食ってしまいました。
これで勝負あったって感じですな。納得出来ない続投と
それが招いた悲惨な結果を見て、この段階でTVを消しました。

  • 今日の敗因は間違いなく采配ミス

今日の敗因は岡本投手の投球内容よりも、
続投させた首脳陣の采配ミスだと思います。
素人の私が見ても、岡本投手は変えるべきだと思えましたから。
第2戦で、西武が松坂大輔投手に続投させ、結果逆転負けを許した、
あれから落合監督は何も学ばなかったのでしょうか?
オレ流采配も良いですが、
他者の行動から学ぶべきことも多いと思いますが。
今日の場合、岡本投手はまだ1人目の中継ぎで、
投手の駒が足りないということはありませんでしたし、
こういう状況では普段は、平井正史久本祐一各投手あたりを
惜しげもなくつぎ込んでいましたから。石井選手の四球の段階で、
そして少なくとも高木選手の死球を見たら、
変えるべきだったと思います。
今日もまた、普段通りではない「大量点」に目がくらんでしまい、
普段通りの「継投」が出来なかった、ということでしょうね。
直前に西武が満塁のピンチで長田・大沼幸二投手を起用して、
いずれも打たれていたのが頭に残っていたのかもしれませんが‥
せめて、佐藤選手の同点タイムリーの段階で変えていれば、
まだ試合の行方はわからなかったかもしれません。
カブレラ選手の逆転満塁ホームラン、という痛恨の一撃は防げたかも‥
動揺した状態で、好調の西武のクリーンナップを抑える事は無理でしょう。
しかし、今期セ・リーグの最優秀中継ぎとはいえ、
そこまで岡本投手を信頼できるのなら、
その信頼を少しは野口茂樹投手にも分けてあげて欲しいですな‥