美ら島紀行2日目 石垣島―西表島―石垣島
- 台風22号は本州方面へ‥心配ですな。
懸念された台風は大東島方面に向かうようなので、
こちら八重山列島には影響無さそうです。
ただ、明日は本州、それも東海地方方面に向かうとのこと。
果たして帰りの飛行機は飛ぶのでしょうか、それが心配ですな。
- 離島ツアーを使って西表島観光に
2日目の今日は、西表島に行くことにしました。
最初はレンタカーあたりを使おうかな、とも思いましたけど、
手っ取り早いので「離島ツアー」に参加することに。
「浦内川遊覧(マリュドゥ・カンピレーの滝)と由布島」
コースにしましたが、ここ石垣島からでも11,500円かかります。
離島めぐりはお金がかかりますな(^^;)
今回は、現金は3万円しか持って来ていないので、
ちと手元が不安って感じです。
まぁホテル代とかはクレジットカード支払なのですけどね。
少し早めに8時20分には離島桟橋に集合。
まだ早い時間ですが、離島桟橋は観光客で賑わっていました。
西表島以外にも、昨日行った竹富島、「はいむるぶし」の小浜島など、
ここ石垣島の離島桟橋が、八重山離島観光の拠点ですからね。
西表島では船で40分ほどです。昨日の竹富島ほどではないですけど、
今日の船も揺れましたなぁ。台風が近くに来ないとはいえ、
やっぱ海上では波が高くなるなどの影響がありますね。
- 西表島上陸―浦内川遊覧
西表島に到着した後は、バスで島内を半周し、浦内川へ向かいます。
本来なら島の西側の上原港に入港するところですが、
冬季は休航のようなので、島の東側の大原港に入港しました。
観光バスには残念ながらバスガイドさんは不在で、
トロピカルな模様のシャツを着た運転手さん自ら、
色々と解説をしてくれました。
離島なので、車の往来が少ないからこそ、運転しながらのガイドも
出来るって感じですね。ちと危ない気もしますけど‥(^^;)
今回は行けなかった、ピサイナーラの滝を車窓から眺めて浦内川へ。
浦内川ではボートに乗って、遊覧しながら上流へと向かいます。
川沿いにはマングローブの木々が広がり、南国らしさが伺えますね。
日本の川岸で見かける植物とは全然違います。
上流に行くと、今度はシダ植物が増えてきます。
なんだか、ジュラシックパークの世界のような気がしますね(^^;)
- マリュドウの滝・カンピレーの滝までトレッキング
遊覧ボートを降りた後で、歩いて上記の2つの滝に向かいます。
所要時間が往復1時間半、但し帰りのボートは1時間40分後という
厳しいスケジュールなので、早足で歩くことに。
ただ、トレッキングコースは狭いので、前を歩いている遅い人を
追い越すようなスペースすらないんですよね‥
従ってペースも落ち気味でした。
普段は人があまり入らないような場所だし、
ハブとかの存在が気になりましたが、幸い見かける事はありませんでした。
30分弱で、マリュドウの滝を望む展望台着。
遠くに滝を望むような場所で、もう少し歩けば滝の傍まで行けますから、
早めに切り上げて滝へ急ぎます。以外に時間がかかり、
10分程度で滝に着きました。滝壺なので、滝が下に流れ落ちる様が伺え、
迫力ある光景でしたね。
養老の滝のように、滝を下から眺める事は多いですけど、
滝壺を見る事はあまり無いので。何だか新鮮な感じがしました。
カンピレーの滝は、滝というよりは川って感じかな〜、
あまり滝らしくは無かったですね。帰りは来た道を引き返すので、
行きより歩みが速くなり、結果的には意外と余裕が出来ました。
- 沖縄料理の昼食、星砂海岸
再びボートに乗って戻ると、昼食です。弁当形式でしたけど、
ゴーヤーチャンプルーや古代米など、沖縄ならではの料理が
沢山入っており、こ〜ゆ〜弁当ならいい感じかも。
何の変哲も無い不味い幕の内弁当なんて、食べたくも無いですけどね。
ただ私は台湾料理はあまり口に合わなかったので、台湾に地理的に近い
沖縄の料理が口にあうのかどうか、食べる前は心配でしたが、
今日の料理は問題なく食べられました。
あと、ポットに入った「ゴーヤー茶」、ペットボトルに詰め放題なのも
嬉しいサービスでした。氷が入ってよく冷えているし。
昼食後は星砂海岸へ。昨日の竹富島に引き続き、ですね。
こちらの星砂海岸は砂が細かかったです。
こちらにも確かに所々に星砂が。
しかし、海岸に下りようとしたら、ビキニ姿の女の子を見かけて
一瞬ドキッとしていました。こちらではまだ泳いだり出来るんですね。
さすが沖縄だわ。‥って思っていたら、泳いでいた女の子のうちの一人が
クラゲに刺されたとかで大騒ぎに‥この時期ならむべなるかな、
って感じがしました。
星砂海岸ですが、小さい島々とかもあって、絵になる海岸ですね。
そして相変わらず海の綺麗なこと!
内地の海とは海水の色が全然違いますね。
- 水牛車で由布島へ
そして西表島内の最後の目的地・由布島へ。途中の西表島温泉で、
温泉に行く人達を下ろしました。由布島は昔は人が住んでいたそうですが、
台風襲来による塩害で人が住めなくなってしまったとか。
この島へは、対岸から水牛車で渡ります。
遠浅の海岸なので、干潮時は陸地になるのですね。
行きは歩いても渡れそうな感じでした。水牛車は歩みがのろいですなぁ、
のんびりのんびり、一歩ずつ進んでいくという感じです。
しかし、毎日由布島と対岸を往復しているためか、
もう水牛は自分がどこに行かないといけないか解っているようで、
ナビゲーター役のおじさんが何も指示しなくても、自分で進んで行きますね。
よく飼い馴らされているというか。
あと、水牛は尻尾を振り振りさせながら進みますが、
その際に、振れる尻尾でお尻の穴が見えたり見えなくなったりします、
これにはちょっと笑えて来ました‥(^^;)
- 商魂たくましき由布島
しかしこの由布島、商魂たくましいですなぁ。
まず島に渡る前に対岸で集合写真、水牛車で島に渡った後は、
個人orグループで撮影があり、入り口に戻って来た時に購入を薦められます。
1枚千円ですから、決して安くないし、私は買いませんでしたけど。
今では由布島全体が植物園&動物園になっています。
リュウキュウイノシシのウリ坊は可愛かったな〜、
あとヤギも一生懸命草を食べていましたね。
植物のほうは、ヒルギ(マングローブ)などが生えていたりしました。
ちょこっとですが、沖縄本島の東南植物楽園を
思い起こさせる雰囲気がありましたね。
- 石垣島、最後の夜
西表島から石垣島に戻り、一旦ホテルでチェックインを済ませた後、
石垣市街地をざっと歩きました。昨日より少し時間が早いので、
市街地にある、「宮良殿内」「桃林寺」を見て来ました。
宮良殿内は旧家で内部公開していますが、
6時ちょい前ではもう閉まっていますね。
名古屋では6時ではもう真っ暗ですが、
こちらでは6時半位まではまだ明るかったです。
今日は石垣島最後の夜ということで、
昼間に引き続き沖縄料理を堪能することにしました。
気になるのは台風22号の動きですな‥明日本州方面に迫るとのこと。
帰りの飛行機が飛ぶかなぁ‥一日一便しかないから、
欠航したらおしまいでんがな。