美ら島紀行2日目 石垣島―西表島―石垣島

yukino772004-10-08

懸念された台風は大東島方面に向かうようなので、
こちら八重山列島には影響無さそうです。
ただ、明日は本州、それも東海地方方面に向かうとのこと。
果たして帰りの飛行機は飛ぶのでしょうか、それが心配ですな。

  • 離島ツアーを使って西表島観光に

2日目の今日は、西表島に行くことにしました。
最初はレンタカーあたりを使おうかな、とも思いましたけど、
手っ取り早いので「離島ツアー」に参加することに。
「浦内川遊覧(マリュドゥ・カンピレーの滝)と由布島
コースにしましたが、ここ石垣島からでも11,500円かかります。
離島めぐりはお金がかかりますな(^^;)
今回は、現金は3万円しか持って来ていないので、
ちと手元が不安って感じです。
まぁホテル代とかはクレジットカード支払なのですけどね。
少し早めに8時20分には離島桟橋に集合。
まだ早い時間ですが、離島桟橋は観光客で賑わっていました。
西表島以外にも、昨日行った竹富島、「はいむるぶし」の小浜島など、
ここ石垣島の離島桟橋が、八重山離島観光の拠点ですからね。
西表島では船で40分ほどです。昨日の竹富島ほどではないですけど、
今日の船も揺れましたなぁ。台風が近くに来ないとはいえ、
やっぱ海上では波が高くなるなどの影響がありますね。

西表島に到着した後は、バスで島内を半周し、浦内川へ向かいます。
本来なら島の西側の上原港に入港するところですが、
冬季は休航のようなので、島の東側の大原港に入港しました。
観光バスには残念ながらバスガイドさんは不在で、
トロピカルな模様のシャツを着た運転手さん自ら、
色々と解説をしてくれました。
離島なので、車の往来が少ないからこそ、運転しながらのガイドも
出来るって感じですね。ちと危ない気もしますけど‥(^^;)
今回は行けなかった、ピサイナーラの滝を車窓から眺めて浦内川へ。
浦内川ではボートに乗って、遊覧しながら上流へと向かいます。
川沿いにはマングローブの木々が広がり、南国らしさが伺えますね。
日本の川岸で見かける植物とは全然違います。
上流に行くと、今度はシダ植物が増えてきます。
なんだか、ジュラシックパークの世界のような気がしますね(^^;)

  • マリュドウの滝・カンピレーの滝までトレッキング

遊覧ボートを降りた後で、歩いて上記の2つの滝に向かいます。
所要時間が往復1時間半、但し帰りのボートは1時間40分後という
厳しいスケジュールなので、早足で歩くことに。
ただ、トレッキングコースは狭いので、前を歩いている遅い人を
追い越すようなスペースすらないんですよね‥
従ってペースも落ち気味でした。
普段は人があまり入らないような場所だし、
ハブとかの存在が気になりましたが、幸い見かける事はありませんでした。
30分弱で、マリュドウの滝を望む展望台着。
遠くに滝を望むような場所で、もう少し歩けば滝の傍まで行けますから、
早めに切り上げて滝へ急ぎます。以外に時間がかかり、
10分程度で滝に着きました。滝壺なので、滝が下に流れ落ちる様が伺え、
迫力ある光景でしたね。
養老の滝のように、滝を下から眺める事は多いですけど、
滝壺を見る事はあまり無いので。何だか新鮮な感じがしました。
カンピレーの滝は、滝というよりは川って感じかな〜、
あまり滝らしくは無かったですね。帰りは来た道を引き返すので、
行きより歩みが速くなり、結果的には意外と余裕が出来ました。

  • 沖縄料理の昼食、星砂海岸

再びボートに乗って戻ると、昼食です。弁当形式でしたけど、
ゴーヤーチャンプルー古代米など、沖縄ならではの料理が
沢山入っており、こ〜ゆ〜弁当ならいい感じかも。
何の変哲も無い不味い幕の内弁当なんて、食べたくも無いですけどね。
ただ私は台湾料理はあまり口に合わなかったので、台湾に地理的に近い
沖縄の料理が口にあうのかどうか、食べる前は心配でしたが、
今日の料理は問題なく食べられました。
あと、ポットに入った「ゴーヤー茶」、ペットボトルに詰め放題なのも
嬉しいサービスでした。氷が入ってよく冷えているし。
昼食後は星砂海岸へ。昨日の竹富島に引き続き、ですね。
こちらの星砂海岸は砂が細かかったです。
こちらにも確かに所々に星砂が。
しかし、海岸に下りようとしたら、ビキニ姿の女の子を見かけて
一瞬ドキッとしていました。こちらではまだ泳いだり出来るんですね。
さすが沖縄だわ。‥って思っていたら、泳いでいた女の子のうちの一人が
クラゲに刺されたとかで大騒ぎに‥この時期ならむべなるかな、
って感じがしました。
星砂海岸ですが、小さい島々とかもあって、絵になる海岸ですね。
そして相変わらず海の綺麗なこと!
内地の海とは海水の色が全然違いますね。

そして西表島内の最後の目的地・由布島へ。途中の西表島温泉で、
温泉に行く人達を下ろしました。由布島は昔は人が住んでいたそうですが、
台風襲来による塩害で人が住めなくなってしまったとか。
この島へは、対岸から水牛車で渡ります。
遠浅の海岸なので、干潮時は陸地になるのですね。
行きは歩いても渡れそうな感じでした。水牛車は歩みがのろいですなぁ、
のんびりのんびり、一歩ずつ進んでいくという感じです。
しかし、毎日由布島と対岸を往復しているためか、
もう水牛は自分がどこに行かないといけないか解っているようで、
ナビゲーター役のおじさんが何も指示しなくても、自分で進んで行きますね。
よく飼い馴らされているというか。
あと、水牛は尻尾を振り振りさせながら進みますが、
その際に、振れる尻尾でお尻の穴が見えたり見えなくなったりします、
これにはちょっと笑えて来ました‥(^^;)

しかしこの由布島、商魂たくましいですなぁ。
まず島に渡る前に対岸で集合写真、水牛車で島に渡った後は、
個人orグループで撮影があり、入り口に戻って来た時に購入を薦められます。
1枚千円ですから、決して安くないし、私は買いませんでしたけど。
今では由布島全体が植物園&動物園になっています。
リュウキュウイノシシのウリ坊は可愛かったな〜、
あとヤギも一生懸命草を食べていましたね。
植物のほうは、ヒルギ(マングローブ)などが生えていたりしました。
ちょこっとですが、沖縄本島東南植物楽園
思い起こさせる雰囲気がありましたね。

西表島から石垣島に戻り、一旦ホテルでチェックインを済ませた後、
石垣市街地をざっと歩きました。昨日より少し時間が早いので、
市街地にある、「宮良殿内」「桃林寺」を見て来ました。
宮良殿内は旧家で内部公開していますが、
6時ちょい前ではもう閉まっていますね。
名古屋では6時ではもう真っ暗ですが、
こちらでは6時半位まではまだ明るかったです。
今日は石垣島最後の夜ということで、
昼間に引き続き沖縄料理を堪能することにしました。
気になるのは台風22号の動きですな‥明日本州方面に迫るとのこと。
帰りの飛行機が飛ぶかなぁ‥一日一便しかないから、
欠航したらおしまいでんがな。