平成生まれ15歳の舞妓さんデビュー 京都5花街で初

http://www.asahi.com/culture/update/0913/005.html

15歳で舞妓さんデビュー、というのは、
私はこの前、「祇園の教訓」(岩崎峰子著)という本を読んだので、
特に驚きは無いです。平成生まれ、ということがポイントかな、と。
ただ、舞とかの伝統芸能を習得するとはいえ、
酒宴の場でお客さんを接待する、という点では、
バーあたりの水商売と大差ないような気がするので、
そういうところに15歳の女の子を出しても良いのかな、と思ったり。
(まぁ暫くはお座敷には上がらずに修行でしょうけど)
この子の場合はお祖母さんが薦めたそうですけど、大分出身だそうで、
京都の排他性の風土とかにも苦労するのではないかな‥
個人的にはとんでもない祖母さんだな、と感じてしまいました。
相当芯が強くないと、務まらないんじゃないかな、と。
花柳界は狭い世界で、先輩舞妓さんからのイジメもあるそうなので。
しかし、上記の本によると、お色気商売になるので、
普通は二十代の後半には舞妓(レベルが上がると芸妓になるそうですが)を
辞めることになるのですが、その際に、
中卒という学歴では潰しが効かなくて苦労するそうですね。
現役の間にご贔屓にしてくれる人を見つけておいて、
独立開業(バーとか)の援助の当てをつけておく必要がある、とか。
値段も高いし、「一見さんお断り」って感じで敷居も高く、
庶民にはなかなか縁の無い、花柳界の一面が見られて面白かったですね。