今日の名言

「古の君子は交わりを断ちても悪声を出さず(悪口を言わない)、
忠臣は国を去りても、その名を潔ようせず(言い訳はしない)、
と聞いております。」(「史記 楽毅列伝」)
私はこの8月から会社の中で異動があったのですが、
いわゆる普通の異動ではなく、旧部門の上司とは、
仕事のやり方等で色々衝突があった末の結果でした。
この楽毅の言は、「そういった時には言い訳をしないものだ」という
人生の処世術にも繋がる意味を含んでいると思います。
私もそうありたいとは思うのですが、
なかなか割り切れるものでもないですね。
自分がこの一節を引用するとしたら、自分を楽毅
上司を燕の恵王になぞらえて、
「私の才を生かせなかったのは、あんた(上司)が見る目がなかったからだ」
とそう言いたくなってしまいます。
まぁこういったところが凡才たる所以なのでしょうけど(^^;)