選手全員メダル獲得!

好調のうちに終了した女子柔道とともに期待の大きかった
女子レスリングですが、出場選手全員がメダルを獲得しました。
金メダルは二人。55キロ級の吉田沙保里選手は、
勝戦も終始リードする展開で、完勝でしたね。
4人の中では一番強い試合をしていたと思います。
伊調姉妹は姉の千春選手(48キロ級)が銀、
妹の馨(←この字って「かおり」の変換でちゃんと出てくるんですね(^^;)
知らなかったです)選手(63キロ級)が金、と姉妹で明暗が分かれたかな
って感じです。試合展開も姉妹とも同じような感じでしたね。
ともにあまり試合中はポイントは稼げない展開、
伊調馨選手はギリギリ3ポイントを稼いで判定価値でしたが、
伊調千春選手のほうは、3ポイントに満たずに延長戦突入、
延長戦で追いつかれた上に、判定で涙を飲むことになりました。
今朝のNHKニュースを見ていたら、この3人が揃ってインタビューに
出てきていましたが、金2人・銀1人という構成でしたから、
インタビュアーも大変そうでした(^^;)
銀の千春選手は嬉しそうではないし、憚りもありますから、他の二選手に
「金メダルおめでとうございます!」って
元気よく声もかけられないでしょうからね〜。
個人的には千春選手のほうに頑張って欲しかったので、ちょっと残念でした。
「妹は天才肌、姉は努力肌」という話を聞きましたし、
また、千春選手は、もともと51キロ級だったそうですが、その51キロ級が
オリンピック種目として採用されなかったので、48キロ級に転向して、
代表の座をつかんだ、ということなので、
そういう選手にも栄光をつかんで欲しかったな、と思いました。