東京国際女子マラソン、高橋尚子選手復活優勝

  • 見事に2年前のリベンジを果たす

東京国際女子マラソンは、2年ぶりのマラソンに挑んだ
高橋尚子選手が見事な復活優勝を遂げましたね。
2年前の終盤に失速、五輪代表の座も逃したきっかけとなった
東京の舞台でリベンジを果たしたという感じですね。
直前に肉離れを起こした、という話もありましたけど、
高橋選手にとっては「2年前に止まった時計は」
この東京の舞台でしか進める事が出来なかったから
何が何でも強行出場した、というところでしょうか。
あと、小出義雄監督の元から独立して始めて挑むレース、
一緒に頑張ってきたチームのメンバーのためにも、
走る前から危険は出来なかったのでしょうね。

  • 他の日本人選手は出場し辛かったでしょうね‥(^^;)

しかし、脚にテーピングをしながらの出場では、
決して本調子ではなかったと思いますけど、
2年前に苦杯を喫したアレム選手などを振り切っての優勝、
見事だったと思います。2年ぶりのマラソンとはいえ、
高橋選手、まだまだ衰えてはいないという感じですね。
ただ、高橋選手がリベンジを期していた
この東京国際女子マラソン
他の日本人選手に有力選手はいなかったようですけど、
まぁ出場はし辛かったでしょうな‥(^^;)
万が一高橋選手とのデッドヒートに競り勝って優勝、
その結果高橋選手が引退を決意したとしたら、
やっぱ後味悪くなってしまうでしょうから‥(^^;)

 昨日の大河ドラマ「義経」 第46話「しずやしず」

  • 宿敵・頼朝の前で、義経を想う舞を‥

捕えられた静(石原さとみ)と、潜伏中の義経滝沢秀明
今や別れ別れになっている二人に交互に焦点をあてて
ストーリーは進んで行きましたね。
鎌倉へ送られ、源頼朝中井貴一)の尋問に対しても
「なぜ義経を討つのか」とひるむことなく気丈に応えていた静ですが、
義経の子を出産後、その子が取り上げられ(殺された)後は
思いっきり取り乱していましたね。
それまでの様子からすると少し意外な感じもしましたけど、
義経の子」、今や義経と自分を繋ぐ唯一の存在でしたから、
静にとって子供の位置付けは特別だったんでしょうね。
そんな静に対して、追い討ちをかけるように
鶴岡八幡宮で「舞を舞え」という命令があります。
政子と静は今では完全に「勝者と敗者」的な立場ですね‥
傷心状態の静ですが、毅然と「義経を慕う」内容の舞を演じきりますね。
静役の石原さとみさんの舞、鮮やかで見事だったと思います。
普段から共演者と和気あいあいって状況で収録していると、
恋心って表現し辛そうですけどね‥(^^;)

  • 義経主従はのんびりしすぎかも‥

一方の源義経のほうは、護送される静の奪還を企てますが、
静の母・磯禅師に止められたりしますね。
ただ、単独行動をしていた佐藤忠信
護送列に斬りこみましたけど‥(^^;)
結果、屋島の戦いの継信に続いて、
平泉からの忠臣の忠信がこの世を去りました。
しかし、静が京から鎌倉に護送されていた間、
義経主従はずっと京にほど近い近江をウロウロしていたんですねぇ‥(^^;)
まぁ来週が「安宅の関」ということを考えれば、
一行をあまり先へ進める事は出来なかったのでしょうけど、
時間が経てば経つほど、頼朝の追捕体制が各地に確立していくこと
(守護・地頭制など)を考えると、時系列的には
あまりにのんびりし過ぎかな、という感じがしてしまいます‥

 「江戸っ子は何を食べていたか」(はてな年間100冊読書クラブ 71/50)

題名通り、江戸時代の食生活が良く解る本ですね。
江戸時代なので当然食生活は和食になりますが、
寿司や天ぷらの誕生した由来が書かれていたりして、
面白くためになったという感じです。
また、和食の魅力を改めて実感しました(^^;)
仏教の影響もあって肉はほとんど登場せず、
その代わり魚は沢山食べられていたようですね。
サンマやイワシが庶民に身近な魚として人気があったようです。
また玄米が中心の当時において、
白米は凄くありがたがられていたみたいですね、
パン食が増加し、コメの消費量が年々低下していく今では
ちょっと想像できないですけど‥(^^;)

  • 一汁一菜&ご飯を炊くのは朝のみ、あとは冷ご飯

また、江戸時代の庶民の生活は「一汁一菜」、
おかずは精々米ぬかで漬けた奈良漬程度だったということや、
またお米を炊くのは一日に一度で、
例えば朝炊けば昼と夜は冷ご飯だったそうですね。
冷ご飯ってそのまま食べても美味しくないですから、
温かい朝のご飯は、とりわけ格別のご馳走だったと思われますね。
(関西では夜に炊いたらしいです。)

  • 普段は質素なので、「旬のもの」にはこだわって

普段の食事が質素なためか、また現在と違って
生ものの保存がきかないためか、江戸時代の人は現代人以上に、
旬のものにはこだわりを持っていたようですね。
例えば「初鰹」についての熱狂振りとか、
初物のカツオは凄く高い値段がついていたそうです。
しかし初物が過ぎると、一挙に値段は下落したそうですね‥(^^;)
一般庶民にとっては、初物は諦めて値段が落ちてから買う、
といった感じでしょうか(^^;)