FIFAワールドカップ 21日目 ポルトガル0-0イングランド(PK3-1)

ポルトガルイングランドの一戦は、
前後半各45分+延長前後半各15分とも
両者譲りませんでしたね。
苦しい状況にあったのはイングランド
後半早々、前回のエクアドル戦の
勝利の立役者であったベッカムが負傷退場、
加えてFWのルーニーがファウルでレッドカード、
1人少なくなって、一段と苦しくなりましたね。
しかしルーニーはねぇ‥(^^;)
前回のエクアドル戦もそうでしたけど、重戦車の如く、
ファウルを気にせず相手選手をなぎ倒して突進する様子は(笑)
サッカーとしては異質というか、
まるでラグビーを見ているようでしたけど(笑)
遂にこの大一番で、致命的な警告を取られてしまいましたね。

しかし、そのルーニーの退場で1人少なくなったイングランドを、
ポルトガルは後半の残り時間+延長30分、
遂に攻め切れませんでしたね。
まぁイングランドも守備のハーグリーブスをはじめ、
よく守ったという感じはあるのですが‥
そして勝負はPK戦に持ち込まれました。

  • PK戦は見ていて手に汗握りますね‥まさにドラマチック

PK戦になれば、1人少ない中を守りきったイングランド
心理的に有利かな?と思っていたのですが、
PK戦は両チームの選手が外してしまうことが続いて
なかなか決着がつかず、意外な展開になりましたね。
しかしPK戦は、見ていて手に汗握るというか、
緊張しますねぇ‥(^^;)サッカーのドラマチックな部分を、
ギュッと凝縮したような、そんな感じがします。
普通は「決めて当たり前」なだけに、
今回のような外すケースが多いと余計に‥

まぁ凄かったのは、ポルトガルのGK・リカルドでしたね。
なんと4本中、1・3・4本目の3本を止めてしまいました‥
相手が蹴るの際に「右左どちらに来るか?」
という反応を間違えれば、
それだけでもう止めるのは不可能ですから、
その反応を読みきった上で、更に止めてしまった、
それも4本中3本点これは凄いですよね。
一方のポルトガルは、2・3本目が枠外に外れて
あわやリカルドの功績を、台無しにしてしまうところでしたけど、
最後は若きエースのクリスティーナ・ロナウド選手が
しっかり決めて、勝利をもぎ取りましたね。
延長戦の上PK戦ということで、
深夜0時開始の試合も、終わったのは深夜3時近くでしたけど、
最後まで見ていた甲斐のあった、面白い試合でしたね。

しかしイングランド、今回のW杯は守備に重視を置く
試合が多くて、あまり見応えのある試合が
少なかったような気が‥オーウェン選手も負傷で
決勝トーナメントには出られませんでしたし‥
あと、テレビの実況も、ベッカムなどの有名選手の多い
イングランド寄りだったような気がしますね‥
まぁ私は日本代表戦以外は、基本的に中立の立場で
試合を見ていますけど、この偏りは少し気になってしまいました‥