大河ドラマ「義経」 第49回 「新しき国へ」

  • 「新しき国」の具体的な内容が‥

1年間続いてきた「義経」遂に終わってしまいましたね〜。
最後はなんだか淡々とした感じで終わってしまった、
という気がしてしまいました。
う〜む、源義経という人気のある人材を取り上げた
今年の大河ドラマでしたけど、個人的には
やや不可って感じの出来だったカナ、と思います。
主役の義経は、幼少期を除いて
最後まで滝沢秀明さんが演じましたけど、
終始あまり元気が無かったというか、
最後まで眉間にシワを寄せている
表情が似合っていたという感じでしたね‥(苦笑)
今日の最終回も「新しき国へ」というタイトルで、
先週に引き続き平清盛の屏風が出てきたりしました。
しかし義経は戦経験は豊富ですけど、政治の経験が無いですから、
どうにも義経の語る「新しき国へ」という言葉が
机上の理想論としか聞こえてこなかったりしてきました‥

  • 4代目泰衡の愚かな決断‥

秀衡の後を継いだ泰衡は、源頼朝中井貴一)の脅しに耐え切れず、
秀衡の遺言を破って、義経を殺して平泉の安泰を図ろうとしますね。
義経を殺したところで、「法皇をも恐れぬ」頼朝の
奥州征服の野望は消える筈も無いですから、
戦上手の義経を総大将にして藤原氏一丸となって
決戦を望むべきだったのでしょうけど、
切羽詰った泰衡にはそこまでは頭が思い巡らなかったようです‥
そんな中で義経支持派である泰衡の弟の国衡は平泉を離れ、
もう一人の弟の忠衡は泰衡に殺されてしまいます。
そして義経の元にも泰衡の軍勢が‥
義経主従6人は文字通り、「最後の戦い」に臨みますね。
弁慶(松平健)は矢を全身に浴びて絶命します‥

  • 頼朝にも一筋の情はあったのかな‥

義経が討ち取られた報を聞いた頼朝が
仏堂に籠もったのは、冷酷な頼朝にも
多少は情があった、ということなのでしょうか。
そんな一方で、義経抹殺(平泉へ攻め込む)を進言した
妻の政子(財前直見)は最後まで氷のような冷たさって
感じですなぁ‥怖すぎでした(^^;)