「続「もったいない」の復活」(はてな年間100冊読書クラブ 27/50)


ノーベル平和賞受賞者のケニアの環境副大臣
ワンガリ・マータイさんの発言で、
日本語の「もったいない」という言葉が一躍脚光を浴びましたね。
まぁ、日本人の中ではなく、遠くケニアの人の着目が発端なのは、
ちょっと日本人としては残念な気もしますけど。
この本はその「もったいない」に焦点をあてています。

  • 「もったいない」と言いつつも‥

本の中では「省エネ」や「環境」をキーワードに、
現在の使い捨て文化や、24時間営業のコンビニ・自動販売機といった
「無駄遣い」を止めて「足るを知る」ことを実践しよう、
と呼びかけています。確かにこの本の中で説かれている事は
正しいとは思いますけど、一度便利に慣れてしまうと、
なかなか元に戻るのは難しいですよね。
まぁ24時間営業のコンビニや自動販売機は、
犯罪防止の観点からも営業を中止しても良いかと思いますけど、
(深夜に頑張るトラック運転手の方とかもいるかとは思いますが)
ちなみに日本には世界の3分の1の自動販売機があるそうです。
しかし電化製品については、本の中にも出ていますが、
現在は修理代が非常に高くつくこともあり、
「修理する位なら買い替える」ほうがむしろ安上がりですからね。
また故障する頃になれば、機能の高い新機種が出ていて、
気持ち的には買い替えたくなってしまいますし‥
買い替えといえば、ケータイもそんな感じがありますね。