「円空さん」(名古屋市博物館)

今日は、名古屋市博物館で開かれている
円空さん」の展示会に行って来ました。
その名の通り、江戸時代の僧・円空作の仏像を展示しています。
円空岐阜県の出身ですが、遠く北海道まで流浪し、
流浪先で仏像を彫っているため、
関東・東北・北海道にその作品を残しています。
(今回の展示は、名古屋市博物館と
北海道・仙台の博物館の共催だそうですね)
円空は、仏像彫りの師に付いた事がないため、作品は自己流で、
そのため台座も円空独自の台座になっているそうですね。
あと、どの仏像も目が細いですね。
目玉が無いって感じです。そんな感じなので、
力士の琴光喜に似ている感じのする(^^;)仏像もあったりしました。
全体的に、洗練されているというよりは、
素朴な感じの仏像って感じがしましたね。
庶民に親しまれていたというのも納得です。
また、仏像を彫ったあとの木屑に、更に仏像を彫ったりもしており、
とても小さいのですが、ちゃんと仏像になっていたりしていて
驚いたりもしました。