元大関・貴ノ花の二子山親方死去!

  • 力士としても親方としても成功「花田一家」、しかし‥

嘗ての名大関で、引退後は若乃花貴乃花の息子たちを
兄弟横綱に育てた二子山親方が先日亡くなりましたね。
現役時代は人気を集めた名大関、そして引退後は実の息子達が
自分の果たせなかった横綱に昇進し、
他にも大関貴ノ浪安芸乃島貴闘力といった名力士を育て上げ、
申し分ない一生って感じでした。
しかし晩年は妻・憲子さんの浮気が判明して離婚、
加えて若貴兄弟相互の不和も露呈して、悲惨な感じでしたなぁ‥(^^;)
貴乃花宮沢りえさんとの破局あたりから、
「花田一家」がおかしくなってしまいましたね。
また、享年55歳というのも、あまりに早すぎる死だと思います。

兄弟不和は現在も続いているようですが、
個人的には弟の現・貴乃花親方の感性というか、
言動は理解に苦しみますな。
実兄を「花田勝氏」「彼」などと呼んだり、
「兄弟の仲が元通りに戻るのは難しい」などと、マスコミの前で
身内の問題であるはずの兄弟不和状態を隠そうともしないなど、
ちょっと言動が異常な感じがしてしまいます。
兄の若乃花は、相撲協会を退職後はアメフトに手を出したりするも
長続きせず、今では「ちゃんこ屋」を経営して青年実業家気取りに
なっているなど、ちゃらんぽらんな感じがするだけに、
喪主の件でも、まともなら協会・親戚一同が結束して
現役の親方である弟・貴乃花を押し立てても、
おかしくはないと思います。
それが親戚一同が若乃花を推している訳ですから、
上記のような言動をする貴乃花が、
親類間でさえも敬遠されているということがよく解りますな。

  • 遺産を巡る骨肉の争いに突入‥?

故・二子山親方には、憲子さんとの離婚後「内縁の女性」が出来、
闘病時にも彼女が支えていたとのこと。
昨年、「藤島」の年寄株を突然元大関武双山に売却したのも、
売却で得たお金を、この女性に生前贈与したためだったようですね。
この行為が、「藤島」の名称に愛着を持つ貴乃花の反発を呼んだそうです。
(二子山親方は実兄から「二子山」を譲られる前は藤島を名乗っており、
若貴兄弟が入門時は「藤島部屋」だった)
そんな経緯もあって父子の仲がこじれてしまい、故・二子山親方は
貴乃花には遺産を渡さない」旨の遺言を残しているとも言われており、
今後の遺産分配に関しては一悶着ありそうですなぁ‥