京都議定書発効、温室効果ガスの削減が法的義務に

http://www.asahi.com/national/update/0216/TKY200502160313.html

  • 1割以上の削減が必要に。

地球温暖化の原因となる、二酸化炭素などの排出規制が求められる、
京都議定書が本日発効となりました。
しかし、「日本は、温室効果ガスの排出を、
2008年から2012年の5年間の平均で、
1990年レベルから6%削減する義務がある」
しかし、2002年は、逆に8%増えており、
合計で約14%削減しなければならない」というのは
結構厳しい目標ですよね。マイカーの使用制限とか、
例えばガソリンに税金を更に追加し、
その税金で環境対策の施策
(例えば、低公害車への買い替え促進など)を施行するか‥
どちらにしても大変そうです。
ようやく景気が回復しつつある局面で、
おそらく環境対策は景気に逆行することになるでしょうから。
もちろん、地球の環境保全には必要な措置なのでしょうけど。

  • アメリカの不参加など、不公平感は残ります‥

また、アメリカがこの京都議定書を批准していないこと、
及び中国やインドなどの発展途上国には、
温室効果ガスの排出削減目標が無い、など、
不公平感も目立つ内容ですね。
日本などの議定書批准国が、内容通り削減しても、
これらの非批准国が経済発展と同時に温室効果ガスの排出を増やせば、
全世界で見れば温室効果ガスの排出は全く減らない、
なんてケースも想定されますから。