コクドの堤会長、西武鉄道グループの全役職辞任

西武鉄道有価証券報告書において虚偽記載が判明したとして、
堤義明コクド会長が、西武鉄道グループの全役職を辞任したそうです。
虚偽記載の記述を正しく記述すると、
持株比率で西武鉄道上場廃止に追い込まれる、
という事情から判断すると、
組織的な虚偽記載だった可能性が高そうですね。
もともと西武鉄道グループは、グループの総元締め会社のコクドが
上場していない、ということもあって、堤義明会長のワンマン経営であり
実態が透明ではないとか、税金逃れをしているとか、
色々な噂がありましたけど、
今回の事件で堤会長の求心力は大幅に低下しそうですね。

堤氏は西武ライオンズのオーナーも辞任するそうですが、
先日辞任した巨人の渡辺恒雄氏とともに、一リーグ制推進者の一人であった
堤氏のオーナー辞任により、球界再編にも影響がありそうですね。
ただ、ナベツネ氏と同じく、闇将軍として西武鉄道グループや
ライオンズの経営に引き続き影響を持ち続けるのは
間違い無さそうですが‥
堤氏が改めて「パ・リーグでは経営が成り立たない」
旨の発言をしたとの話もあり、ひょっとすると今後、
西武ライオンズの売却や合併があり得るかもしれないですね。