カラーコーディネーター試験を受験

  • 2級と3級を同時受験

この週末は、冷え込んで寒かったですね。
今年も残り1ヶ月、師走に入って
いよいよ今年も終わりという感じですね。
昨日の日曜日は、「カラーコーディネータ」の試験を
受験して来ました。先月受験した「色彩検定」と同じく、
色彩系の検定試験ですね。
色彩検定」で色彩系の勉強をしたこと、及び
同じ分野の試験のため、試験範囲も重なっている部分が
一部あったりするため、あわせて受験することにしました。
本当は、今年の6月に「色彩検定3級」とあわせて、
「カラーコーディネーター3級」を受験する予定としていました。
しかし、申込締切がゴールデンウィークと重なっており、
旅行に出ていたため申し込みを忘れてしまう、
というミスを犯してしまい、受験出来ませんでした。
そこで今回は、3級と2級を同時受験することになりました。
3級は2級の範囲に含まれること、及び色彩検定の勉強成果を
応用出来るのではないかと思い、欲張ってみました‥(^^;)
もっとも、「3級単独受験」か「3級・2級併願」かは、
結構迷ったんですけどね。色彩検定3級は6月に
無事合格していたこともあり、「6月に受験し損なった、
カラーコーディネーター3級には合格した」積りで、
今回は2級を主眼に置いて、併願を選択しました。

  • 2級分野は、新分野が中心であり、暗記項目が多くて苦戦‥

試験を申し込んだ後、はじめて2級のテキストを買いました。
しかし、2級のテキストを買って目を通して
初めて気づいたのですが、カラーコーディネーター3級が、
色彩検定3級と割とテキストの内容が似ていたのに対して、
カラーコーディネーター2級と、色彩検定2級では、
かなり毛色が違っていましたね。
色彩検定2級が、3級と連続した、3級の発展的な
内容だったのに対して、カラーコーディネーター3級は、
3級とはあまり関係の無い、新たな分野の色彩に関する内容が
追加されている、という感じでしたね。「世界の各民族と色」・
「色に関する文化史」・「生産者から見た色」など、
3級や色彩検定には、全く無かった分野でした。
「色に関する文化史」は、今まで全く聞いたことも無いような
外人の名前がつらつらと並べられていて、
テキストを読んでいても、あまり頭に入りませんでした‥(^^;)
受験生時代とは違って、ただ闇雲に暗記しようとしても
なかなか暗記は出来なくなってしまいましたからね。
加えて、私は建築史や美術史を勉強したことも無いため、
しんどかったですなぁ。慌てて勉強のスピードをあげましたが、
それでも2級に関しては、正直勉強不足は否めないかな、
という感じで試験当日を迎えてしまいました。

  • 3級は拍子抜けの感もあった、3択問題が中心

また、先週、急に仕事が忙しくなって
帰りが連日夜の10時頃になってしまい、
勉強する時間が予想以上に取れなかったことも、少々想定外でした。
この日は、午前中に3級、午後に2級の試験が行われました。
受験者は色彩検定と同じく、若い女性の姿が多かったですね。
勉強は参考書の勉強が中心で、
問題演習は参考書の付属問題以外、あまりしていませんでした。
そのため、3級の試験が3択問題中心であったことに
少々戸惑いを覚えたりもしました‥(^^;)
色彩検定は3級でも4択問題でしたし、
他の東京商工会議所主催の検定試験も、
確か3級でも4択問題だったかと思います。
マークシートのフォーマットは、商工会議所の検定試験では
ほぼ共通であるため、各問題の解答マーク欄には
余白欄が残っており、初めて解答用紙を見た印象は
なんだかスカスカ、という感じでしたね‥(^^;)

  • 早めに退出して、午後の2級試験に備えることに

試験時間は2時間でした。
解答の選択肢をじっくり検討する必要のある
ビジネス実務法務検定の2級あたりでは、
2時間の試験時間は余裕が無い位でしたが、
この3択問題が中心の、カラーコーディネーター試験3級では
2時間の試験時間は余裕過ぎる位でした‥(^^;)
3択問題とはいっても、選択肢をじっくり吟味する問題ではなく、
知識が無いと解けない穴埋め問題がほとんどでした。
解れば、解答に迷うことは無いですからね。
試験開始後30分で退室が可能になりますが、
2時間の試験時間で、30分過ぎから
早くも退室者が続々と増えてきました。
前述の通り、3級試験は以前受験した
色彩検定の知識が応用出来ることもあり、
また問題も上記の通り、時間をかけて考える必要も無いため、
私も解き終って、見直しを済ませた後、1時間ほどで退室しました。
そして、午後の2級試験に備えることにしました。
早く退室したこともあり、2級試験までは
2時間以上の待ち時間がありました。
まさに最後の追い込み、という感じで、
2級のテキストを読み込む時間にあてました。
上述の通り、2級試験は暗記項目が膨大なので。
あと、昼食には甘いものを口に入れて、
脳を活性化させるよう、心掛けたりしていました(笑)

  • 2級もなんとか合格出来そうです‥

2級試験は、3級試験と違って4択問題になりましたが、
穴埋め問題が中心であり、こちらもあまり時間は
かからなかったですね。ただ、勉強不足なこともあって、
テキストで見覚えの無いような問題もあり
(まぁ、おそらく私が見落としていたのでしょうけど‥(^^;)
穴埋め問題といえども、少々苦戦という感じでしたね。
「カラーコーディーネーター」2級試験とはいえ、
色彩の理論や感覚ではなく、普通に知識を問う問題が
多かったですね。色彩検定に比べて、
暗記が強い人は有利って感じでしょうか。
穴埋め問題は苦戦、「このままではまずい」
という予感が漂っていましたけど、
終盤は、色彩検定で勉強した知識を応用できる、
色彩理論系の問題がありました。この部分は、
ほぼ間違いなしで乗り切ることが出来ました。
ここでの貯金が効いたようで、
試験日の夜に、ユーキャンのサイトで見た解答速報によると、
何とか合格ラインに辿り着いたようです‥(^^;)
ただ、知識を問う暗記系の穴埋め問題だけでは
合格ラインを割っていたのは間違いなく、
「勉強不足ではあったな」と反省させられる思いでした。
そういえば、高校時代には、私は世界史ではなく
日本史を選択したのですが、その理由は
「カタカナの人名は覚え辛い」だったような気が‥(^^;)

  「誰が日本の医療を殺すのか」(はてな年間100冊読書クラブ 75/100)

誰が日本の医療を殺すのか―「医療崩壊」の知られざる真実 (新書y)

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  • 医者は激務で自由になる時間も無く、高給取りでも無い‥

先日、東京で妊婦があちこちの病院を
たらいまわしにされた挙句、
亡くなってしまう事故がありましたね。
最近、医者の間では、激務を強いられる
産婦人科や小児科を嫌う動きがあるようです。
僻地を中心として、各地の病院では
これらの科が閉鎖に追い込まれている
という現状は、私も噂には聞いていました。
この本の著者は、医者であり、病院の副院長でもあります。
著者が自ら体験した、医療・医者の現状を記した本ですね。
大病院の「3時間待ちの3分治療」のような実態でも
回らないようなハードワークにより、
医者は働きづめの毎日を強いられること、
そして、(あくまでも一流企業のサラリーマンと比べれば)
医者は高給取りではないこと、等を訴えていますね。
「医者になるまでには大変で、お金もかかるけど
一旦医者になってしまえば大金持ち」かと思っていましたが、
医療・医者の現実は、厳しい状況に
置かれていることが、改めて実感出来ました。

  • そんな医者を支えているのは、「患者を救う」使命感

また、「医療ミス」で妊婦を死なせたとして
逮捕された産婦人科医に無罪判決が出た、
というニュースはまだ記憶に新しいところです。
この例のように、本当は医療ミスではなく
不可抗力による不幸な事故だったのに、
医療ミスで訴えられるリスクも最近はありますね。
激務とプレッシャーの中で、多くの医者は
「患者を救う」という使命感を頼みに、
ハードワークに耐えている、という現実がよく解りました。
加えて、財源の乏しい日本国政府は、
医療費削減を打ち出しています。
イギリスでは以前、医療の実態が崩壊したそうですが、
現在の日本の施策を見ていると、
日本にもその悪夢がやって来るかもしれない、とのことです。
今後は高齢化社会が加速度的に進み、
医療を必要とする人達も確実に増加することになります。
しかし、残念ながら医療の状況は、
年金と同じように、今後はますます厳しい状況に
なっていくものと予想されますね。
我々一般人においても、
不安定な医療体制に頼り切るのではなく、
自分の体は自分で守る必要がありますね‥