昨日の中日ドラゴンズ 横浜8-5中日(はてなプロ野球’06)

  • 先発・中田投手が3回7失点と試合を壊す‥

前回は完投勝利で立ち直ったかに見えた
中田賢一投手ですが、昨日は3回7失点と酷い投球内容でしたね。
まだまだ完全には信用し辛いって感じですな。
ここまで先発の一角を担ってきた、
佐藤充投手・マルティネス投手が2軍落ちしており、
また先日の阪神タイガースとの大事な決戦にて
山本昌投手や川上憲伸投手が見事な投球内容を見せてくれ、
その内容に触発されるものがあれば良かったのですが、
残念ながらそう上手いことは運びませんね。。。
前日の今期初登板の吉見一起投手は
一応試合を作ってくれましたけど、
川上・山本昌投手がいない「裏ローテーション」の
主役を担ってくれるべき中田投手の思わぬ裏切りでは、
優勝へのゴールに向かって、今後もまだまだ
厳しい内容の試合が続きそうです。。。

 「本気論―フリーターから東証一部上場企業の社長になった男の成功法」 (はてな年間100冊読書クラブ 112/100)

本気論―フリーターから東証一部上場企業の社長になった男の成功法

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  • いわゆるIT関連企業の若手社長とは少し違って‥

カブ・ドットコム証券の社長・斎藤正勝さんの著書ですね。
いわゆるIT関連企業の若手社長というと、
ライブドア堀江貴文元社長のように、
「勢いに任せて、時にはハッタリをかけてひたすら突き進む」
という印象が強かったりします。
しかし、この本の著者の斎藤さんの場合は、
美術大学に入学するも、芸術方面では挫折
→就職活動も上手くいかずに、証券会社の夜間システム保守作業という
裏方的な職に就くことを余儀なくされています。
日中闊歩している営業職と比べて、腐りそうになりながらも、
資格取得に励むなど、前向きにチャレンジする精神を忘れなかった、
というところは正直凄いなと思いました。
愚直という言葉がぴったりとあてはまるな、という感じですね。

  • 文系事務職の「出る杭」になるために、参考になります。

日本人の名経営者というと、松下幸之助さんや本田宗一郎さん、
そして盛田昭夫さんあたりが、よく挙げられますけど、
彼らは技術者系なので、その色々なエピソードは
私のような文系事務職の会社員にとっては、
もう一つ思い入れがし辛いところがあるんですよね。
その点、今回の斎藤さんのお話は、
「文系で出る杭になるにはどうしたらよいか」
という点で参考になる箇所が多かったです。
ただ、今の私は、そこまで意欲を持って仕事には臨めないな、
というのが正直な感想ではありますけど‥(^^;)
この本では「仕事で大切なのは、どれだけ本気になれるかである」
と説いているだけに、耳の痛いところではあります。

  • 自分が「社長」だったらどうするのか、常に考えて‥

また、「自分が「社長」だったらどうするのか、常に考える」
という姿勢は、起業を目指している方には参考になるのでは
ないでしょうか。会社を興してから考えるよりも、
サラリーマン時代から常に頭を巡らせていたほうが、
当然「社長業としての」鍛錬に繋がっていきますしね。
また、そんな著者の努力する姿勢が、
伊藤忠商事の社長の目に留まって、
若造ながらも起業に伊藤忠商事の力を借りる事が出来て、
カブ・ドットコム証券を立ち上げることができた、
というのは一種のサクセスストーリーではありますけど、
「頑張れば誰かが見ていてくれる」という
実証にも繋がっていますね。著者も人とのつながりを大切に
している姿勢が、読んでいてしっかりと伝わってきました。