大河ドラマ「義経」 第41話「兄弟絶縁」

  • 平家の人々が相次いで処刑の運命に‥

今日は平家の囚われ人が相次いで斬られたりしてしまいましたね。
南都の僧兵に引き渡されるために護送された平重衡に続き、
今度は平宗盛鶴見辰吾)・清宗親子が都に護送されます。
重衡と妻との今生の別れのシーンは悲しいものがありました‥
妻役の戸田菜穂さん、結構可愛いかな、と改めて思ったりして(苦笑)
しかし、源義経滝沢秀明)の自分に対する扱いに安堵した?宗盛、
「仏門に入って平家の菩提を弔いたい」などと、
すっかり命は助けて貰えるって気分でしたね‥(^^;)
義経が清盛の近くにいたときの思い出話をしたりして、
「いまやすっかり恭順している」ところを見せ、
この宗盛を斬る決断をした源頼朝中井貴一)の
非情性を改めて浮き彫りにしたって感じでしょうか。
まぁ、以前同じような囚われ人の状況で
平清盛の母・池禅尼に命を助けられた自分(頼朝)が、
今はこうして平家を滅ぼしたわけですから、
その頼朝自身は後々の事を考えれば、
平家の末裔には容赦ない処断をするのは、
再度の仕返しを考慮すれば、まぁ当然でしょうなぁ‥(^^;)

  • 義経は「謀反」を決断、宗盛は死して源氏を分裂に(^^;)

心ならずも平宗盛父子を斬った義経ですが、
そんな頼朝の非情さと自分に対する酷薄さを実感し、
「今後頼朝の命には従わない」宣言を
弁慶(松平健)ら家臣の前でしますね。
まぁよく知られているように、
義経にとっては苦難の始まりですな‥
しかし、こういう展開となれば、源平対戦時は優柔不断で
「役立たず総大将」だった(笑)宗盛も
最後は自らの命をもって、宿敵源氏の分裂に寄与した、
ということになりますね‥(^^;)

 秋華賞(G1)感想

下馬評通り、勝った○エアメサイアと◎ラインクラフトとの
一騎打ちのレースになりましたね。
3着のニシノナースコールは、大きく3馬身離されていました。
前哨戦のローズSと同じく、この2頭のレースになりましたが、
直線に急坂がある阪神コースから、平坦な京都コースに変わり、
今回は◎ラインクラフトの逆転があるカナ、と予想していました。
しかし、ローズSと同じような展開で、
エアメサイアが最後ラインクラフトを差し切りましたね。
先行有利の直線平坦コースですが、
逆に差し馬にも有利になったという感じですね。
直線半ばほどまで、エアメサイアはもう届かなさそうな
感じがしていましたけど。

  • 母の無念を娘が晴らす

エアメサイアの母・エアデジャヴーは、
春は桜花賞3着→オークス2着、そして秋の前哨戦クイーンSを勝ち、
秋華賞では1番人気に指示されたものの3着に終わっています。
エアメサイア桜花賞3着→オークス2着、前哨戦のローズSを勝ち、
と戦歴が母とよく似ているので、
「母と同じく、本番を勝つのはどうかな」という感じが
していましたけど、逆に母娘の悲願が働いたのか、
最後の一冠を見事にもぎ取りましたね。

  • 武豊騎手の神経戦は見事に成功

エアメサイアに騎乗していたのは武豊騎手ですが、
レースの前に「実績は相手の方が上手だけど、騎手は僕の方が‥」
といった発言をして、ライバル・ラインクラフト
福永祐一騎手にプレッシャーを与えていましたね‥(^^;)
まぁそれだけ武豊騎手がラインクラフトを警戒していた、
ということなのでしょうけど。
事前の心理戦でも優位に立てていたって感じですね。
実際のレースが本当に紙一重の差でしたから、
まさに「勝つためには何でもあり」って感じがしてしまいますね。
特に、今年はここまで武豊騎手がG1レースを3勝、
対する福永騎手は4勝、と福永騎手の方が
実績はここまでは上回っていましたから。