「漢詩を味わう」(はてな年間100冊読書クラブ 97/100)

漢詩を味わう 日経プレミアシリーズ

漢詩を味わう 日経プレミアシリーズ

  • 漢詩に興味を持ちはじめた人向け、かな。

代表的な漢詩を、「愛の歌」、「酒の歌」、
「別れの歌」、「故郷を思う歌」というような
テーマ別に分類して、著者が解説を付した本ですね。
李白杜甫などに代表される、
漢文の教科書に登場するような、
お馴染みの漢詩も多いかと思います。
「学生以来、久しぶりに漢詩に触れてみたい」
といった思いを抱いている人向けかな、と思います。
酒好きの人なら、陶淵明に代表される「酒の歌」、
奇想天外さを実感したければ(笑)天才詩人の李白
そして、人生に思い悩んでいるときは(^^;)
苦労人の杜甫の詩がお薦め、という感じでしょうか。
逆に、漢詩に詳しい人にとっては、
「既に知っている漢詩ばかり」ということで、
物足りなさを覚えてしまうかもしれません。

  • 昔、漢詩が好きになった頃を思い出しました

私も昔は漢詩に興味があり、NHKラジオの
漢詩を詠む」を、毎週聞いていたりしました。
漢詩が好きになったきっかけとしては、
漢詩には人生を詠んだ歌、離別の歌などもあり、
それらの歌が心にずんと響く感じがして、
共感を抱いたのがきっかけだったと思います。
今回この本を読んで、
漢詩って、作者の思いが
上手く表現されていて、やっぱり良いなぁ‥」
と、漢詩が好きになった当時の気持ちを
思い出したような気分になりました(笑)
漢詩って、人生や自然を味わえますから、
やっぱちょっと大人向けの趣味なのかな、
と思ったりもしました。高校生の受験勉強では、
こういった粋を味わうのは、まだ無理でしょうな。