12月に、衆議院解散と総選挙が実施

野田佳彦内閣が、12月に解散・総選挙を行うことになりましたね。
民主党政権のこの3年余りの実績がダメダメであることから、
民主党大敗、そして自民党政権の復活」が
ほぼ確実視されているものと思われます。
現職の衆議院議員の任期は、来年の9月頃まであるはずなので、
今の民主党としては、政権交代前の麻生太郎内閣のように
「出来るだけ解散時期を引き延ばして、
国民受けする政策の提言や実施を行うなど、少しでも悪あがきをする」
ことしかないと思われるのですが(まぁ、麻生内閣の悪あがきも
ほとんど効果はありませんでしたが…笑)
以前、野田首相は、「近いうちに解散する」と明言し、
「近いうち、とはいつなのか」と突っ込まれていました。
まさに、この野田首相自身のメンツのためだけに解散を実施して、
民主党自体を道連れにする積りのようですな…(笑)
民主党をぶっ壊した首相」として、野田首相の名は
政治史に永遠に刻まれることになりそうですね(笑)
まぁ、「民主党をぶっ壊した」ことについては、
鳩山由紀夫菅直人の元首相2人や、小沢一郎元代表
一役買っているのは、間違いは無いですけど。

しかし、国家財政の無駄使いを改善すること無しに
消費税増税を決定して「国民負担だけを重く」してしまい、
最後は「自分のメンツのためだけ」に衆議院解散を実施して、
党もろとも道連れにするなど、野田佳彦という首相、
改めて振り返ると、とんでもない総理大臣でしたね。
解散が決定して(=野田内閣の退陣も決定して)、
株価も上昇しているとか。菅直人・前首相に続き
野田首相もまさに「亡国の宰相」でしたね。
国民からも、自党所属の議員からも恨みを買って、
感謝されるのは、野党の自民党(と公明党)の議員から
だけではないでしょうか…(笑)
そういえば前回の総選挙後に「自民党」、
その後所属した「たちあがれ日本」を相次いで離党して
なんと民主党政権で入閣した与謝野馨氏が、
自民党の復党を願い出て拒否されたそうですが
(持論の「財政再建」を実施するためには、
手段を選ばなかったため、移動を重ねたようですが、
ベテランなのに、さすがに節操無さすぎるでしょうね…)
そんな自民党は、野田首相には是非とも
「入党招待状」を送るべきだと思います(笑)
今回、自民党が政権復帰した場合、政権復帰の一番の功労者は、
安倍晋三総裁でも谷垣禎一前総裁でも石破茂氏でも無く、
この時期に解散を実施した、野田氏なのですから…(笑)