「仕事と子育て男たちのワークライフバランス」(はてな年間100冊読書クラブ 55/100)

仕事と子育て 男たちのワークライフバランス (幻冬舎ルネッサンス新書)

仕事と子育て 男たちのワークライフバランス (幻冬舎ルネッサンス新書)

  • 子育てについて、夫(男性)側からのリポート

子育てに関わる夫(男性)の実情や悩みなどを、
夫(男性)側の視点からリポートした本ですね。
私はまだ未婚ですけど、残念ながら給料はそれほど多くないので(笑)
結婚したとしたら、妻には、「専業主婦となって子育てするよりは、
仕事を優先して欲しい」と思っていたりします‥(^^;)
まぁ、私の母親が専業主婦で、子供の頃は口煩くて閉口したこともあり、
「専業主婦にはなって欲しくない」という思いが強いのかな、と思います。
ただ、妻が働いているる家庭では、当たり前ながら
「夫(男性)の果たすべき役割は、かなり重くなる」ということが、
この本のレポートで、明らかになっていますね。

「仕事も家庭もどちらも大事」、というスタンスである
ワークライフバランス」が主流になっていますけど、
子育て家庭において、ワークとライフの両方を重視する、
ということは、やっぱなかなか大変なようです‥
男性が育児休暇を取る、という習慣はまだまだ定着していません。
また、妻に働いて貰うとすれば、子育てなどの家事を
夫もある程度サポートする必要があります。
その「サポート」は、かなり大変であり、
「ワークとライフの両方を重視する」のであれば、
プライベートはほぼ無いものと、覚悟する必要がありそうですね。
現在の私にとっては、仕事と家庭の両立に悩むよりも
家庭を持つ(=結婚相手を見つける)ことのほうが
先の問題として立ち塞がっている訳ですが‥(^^;)
結婚しても、その後も大変なことが続く、ということが
この本を読んでよく理解出来ました‥(^^;)
まさに「人の一生は、重荷を負うて遠き道を行くが如し」
という感じですよね。重荷からいつ開放されることやら‥(苦笑)