「てっぺん!の朝礼 スタッフの夢とやる気に火をつける!」(はてな年間100冊読書クラブ 90/100)

スタッフの夢とやる気に火をつける! てっぺん!の朝礼

スタッフの夢とやる気に火をつける! てっぺん!の朝礼

  • 年間1万人が参加する「朝礼」の中身は

本書で取り上げられている
「てっぺん」という居酒屋は、僅かに4店舗しかありません。
しかし、お店で毎日行われている「朝礼」には、
年間1万人の参加者を集めているそうです。
ビジネス界では知る人ぞ知る居酒屋のようですね。
この本では、1万人の参加者を集める朝礼の様子を
「てっぺん」の創業者自らが説明していますね。
一般的な朝礼としては、連絡事項の連絡や
就業開始に向けての体制の準備等があると思います。
しかし、この「てっぺん」の朝礼では、
「前向きな内容のスピーチ訓練」を実施して、
従業員に前向き思考を定着させたり、しているようですね。
このような「朝礼」を毎日実施することによって、
従業員も人間的に変化してくるようです。
「自分がどんな人間になりたいか」
多くの仲間の前で宣言すれば、後戻りは出来ないので
そうなる(=夢がかなう)としています。

  • あまりに体育会系のノリが強いので…

なるほど、なかなか活気のありそうな
朝礼の内容がうかがえますね。
まぁ、居酒屋は接客業ですから、毎日元気に
お客様と接する必要がある、ということなのでしょうけど。
ただ、著者のあまりに体育会系な運営には、
個人的にはついていけないな、
と感じたりもしてしまいました…(^^;)
「大声」とか「本気の挨拶」とか、
いかにも体育会系のノリですよね。
確実に、毎日の「朝礼」が嫌になって、
出社拒否になりそうな予感です…(笑)
ただ、外食チェーン店など、
「大声で元気な挨拶」が主流な業界では、
この「てっぺん」のやり方を、
十二分に応用することが、出来るのではないかと思います。