昨日の「シルシルミシルサンデー」(10/30放送分)

  • まだまだ日本全国には、面白い会社がありますね

先週の「シルシルミシルサンデー」は、
通販会社「ニッセン」の特集でしたね。
食品会社やファーストフード店、ファミレスのような、
見ていて「ビジュアル的な楽しさ」は無いですけど(笑)
各社の強みである「ビジネスモデル」
(今回のニッセンなら、激安の通販)の秘密が、
ちょこっとだけ理解出来たりしますね。
これはこれで、なかなか面白いのではないかと思います。
最近の「シルシルミシル」の「企業特集」は、
ネタが尽きてしまったのか(笑)
同じ会社を取り上げて2回目に入っている感がありますが、
まだまだ日本全国には、オリジナリティのある会社があるな、
と実感することが出来ますね。

  • 靴下は、機械に糸をセットするだけで自動作成

個人的に驚かされたのは、「靴下を自動で縫う機械」ですね。
「糸を機械にセットすると、自動的に靴下を縫ってくれる」
という優れものの機械ですね。なるほどこれなら、
「1足99円!」という脅威の値段設定も可能になるな、と思いました。
そして、「靴下を1日2万足を作る」、という巨大工場の様子も
凄かったですね。東京ドーム7個分の広さで、2000人以上が働くとか…
大量生産の極致、という感じですな。
大量生産の例では、コートは50人分を一度に作るため、
生地も、50枚重ねて一挙に裁断するそうです…(笑)
ダイナミックな製造方法ですな。
ミシン縫製も人海戦術でパート分けされているため、
コートが縫い合わされるまでに、僅か5分しかかからないそうです。

  • 激安通販の「ニッセン」、コスト削減もしっかりと

ニッセンは、コンビニなどでカタログを大量に無料配布しており、
一見経費が沢山かかっているように見えます。
しかし、激安の通販、ということで、コスト削減もしっかりしていますね。
「大量生産」はもちろん、生地も可能な限り無駄が出ないように
パソコンで図面が作成されるそうです。
この結果、無駄な生地は僅か3%におさまるそうですね。
また、カタログの写真撮影は、
スタジオを借りるのではなく、倉庫の一角を利用して、
モデルさんは、1日100着以上の試着をこなすそうですね。
ニッセンのモデルさんは、着替えがさぞ慌しそうですな…(^^;)
可愛い服をゆっくり楽しむ暇も無い、という感じでしょうか。

  • キングサイズの「スマイルランド」、売上の2割を占める人気

あと面白かったのは、キングサイズのブランド(笑)
「スマイルランド」ですね。この「スマイルランド」
なんと「10L」なんてサイズがあるそうです。
実在の店舗もあり、「お客様に応じて、店員も全員巨体(笑)」
「お店の通路や試着室も広い(笑)」
「試着室には扇風機完備(笑)」など、
太目のお客様に優しい(笑)店舗構成になっているそうです。
もっとも、この「スマイルランド」、ニッセンにとっては
「ニッチ市場の開拓」に役立っているそうですね。
ニッセンのレディース服の売上のうち、
「スマイルランド」は2割を占めるそうです。
「キングサイズのおしゃれな服が無い」という
太目の方々のニーズを、しっかり捉えているようですね。

  • 「石川県代表」と言えるのかどうか…?

この日は、その他の企画として
「隠れたお土産お菓子 グランプリ」がありましたね。
エントリーされた3品のお菓子の中から、
100人が試食して投票し、No.1を決める企画ですね。
この日優勝したのは、石川県代表の「YUKIZURI」
というお菓子でした。ただ、「石川県代表」とはいえ、
自由が丘「モンサンクレール」の
有名なパティシエ・辻口博啓さんが、原案に関わっているそうです。
辻口さんが石川県出身、という縁から出来たそうですけど、
このお菓子を、「石川県代表」と言って良いのかどうか、
個人的には微妙な感もしますね…(^^;)
兼六園の「雪つり」をイメージして、パイの上に
「梅の風味をつけた砂糖(=雪)」が塗られている
お菓子だそうです。