「ゴーゴーミッフィー展」

日曜日に、松坂屋美術館で開催されている
「ゴーゴーミッフィー展」に行って来ました。
この展覧会、通常は入場料が取られるのですが、
日曜日の8月8日は「まるはちの日」ということで、
名古屋市民は入場料が無料になるため、
それにつられて行ってみた、という感じですね…(笑)
ミッフィーは、個人的には好きなキャラですが、
お金を払ってまで展覧会を見に行くのは‥という感じです(笑)
ちなみに展覧会のタイトル「ゴーゴー」は、
今年が「ミッフィー誕生55年」にあたるから、だそうですね。

作者のブルーナさんによる、ミッフィーの絵本の原画
ミッフィーシリーズが始まる前に手がけていた仕事
(本の表紙のデザイン)などの展示がありました。
ミッフィーを手がける前の、本の表紙のデザインの仕事の頃から、
ブルーナさんはシンプルさを心掛けていて、
それが現在のミッフィーシリーズにも繋がっている、
という流れでしたね。シンプルにすることにより、
逆に、子供の想像力を掻き立てることになるようです。
例えば、「電車に乗っている、ほとんど同じ絵」なのですが、
ミッフィーの目を開閉させることにより、
「期待で楽しみ一杯なのは行き」
「疲れて眠っているのは帰り」という
使い分けをしている、といった感じですね。

「ロングセラーのマンガの、初期の頃のキャラは
現在とは少し違った感じ」というのは
よくあるケースですけど(笑)
ミッフィーも例外ではないようです。昔のミッフィーは、
今とは違って、耳の先がとがっていたのですね。
まぁ、口がバッテンなところは、今と同じですけど(笑)
そんな歴史もたどる事ができて、面白かったです。
また、「ミッフィーの通っている学校に、
垂れ耳(障がい者)のクラスメイトが転校して来ますが、
本人が嫌っている「垂れ耳」と呼ばれることを
ミッフィーがクラスメイトを説得して辞めさせる」、
といった、子供にとって身近な話もありました。
必ずしも「ほんわか一辺倒のストーリー」
ばかりでは無かったりするのですね…