昨日の大河ドラマ「風林火山」 第14回 「孫子の旗」

  • 果たして晴信の本音は‥?

義弟・諏訪頼重の裏切りにより信濃の領地を奪われてしまった
武田家ですが、新当主・晴信は重臣たちの進言を退け、
すぐには出陣しないことになりましたね。
しかし、晴信があまり発言しないため、晴信の真意が
良く解らないですね。主人公・山本勘助内野聖陽)が
「出陣すべきでない」と進言したものを晴信が受け入れたのか、
それとも「出陣しない」というのが晴信自身の本音であり、
それを勘助が見抜いたものなのか、どちらなのでしょうか。
まぁ、勘助は晴信の信頼を得ているのは
どちらにしてもあてはまるため、引き続き重臣たちは
勘助を疎むんでしょうなぁ‥(^^;)
そして勘助は、頼重の同族でライバル的な存在の
高遠頼継の調略に向かいますね。
その高遠で、勘助は武田家内部の仲間割れを演じていますが、
これもあらかじめ決めておいた作戦なのでしょうな。
高遠といえば、高遠城址公園の「小彼岸桜」は有名ですよね。
名古屋ではもうすぐ桜もおしまいですけど、
内陸の高遠あたりはこれからでしょうね、
私はこの「小彼岸桜」、一度見に行きたいなと思っています。

  • 今後の主役の一人?・由布姫が初登場

場面変わってその諏訪では、
神事・「御神渡り」が行われていますね。
その中には諏訪の姫君・由布姫(柴本幸)の姿もありました。
先日読んだ、井上靖作のこの大河ドラマの原作本では、
由布姫は主人公の勘助にとって&ストーリー全般にわたって
大きな存在感を示していますが、さて実際のドラマのほうは
彼女をどうやって扱うのでしょうか‥?
まぁ、前回の晴信の正室・三条夫人が、
次男の病気に関連付けて勘助を疎んでいたエピソードなどは、
後に勘助が由布姫に肩入れする(=三条夫人の子・義信を退けて、
由布姫の子・後の武田勝頼を武田家の後継ぎにすることに
勘助が尽力する)事への伏線になっていたりするのでしょうけど。
それを考えれば、今後は由布姫の出番が多くなりそうですね。