先週の大河ドラマ「風林火山」 第10回 「晴信謀反」

  • 今川家は晴信に味方することを決意‥

いよいよ武田晴信が父・信虎の追放に動き始めますね。
駿河の今川家には、晴信と信虎の両方から、
お互いを追放したい旨の書状が届いて、議論になりますね。
結局は「若い晴信に恩を売る&侵略傾向の強い信虎は危険」
という結論となり、今川家は晴信の味方をすることになります。
そんな中で信虎によって、主人公の山本勘助内野聖陽)が
一時身を置いた真田家が攻められますね。
多勢に無勢、当主の真田幸隆は落ち延びることになりますが、
この途中で勘助と幸隆が再開を果たします。
この時は両者にとって武田家が敵だった筈ですが、
将来的には両者とも武田の家臣になるんですよね‥
それがナレーションにあった「後に劇的な再開をする」
という意味であったと思います。

戦勝して帰国した信虎は、今川家に招かれて(これは謀略)
駿河に向かいます。晴信の策は「このまま帰国を認めない」
というものですから、晴信一派は家中を纏めはじめますね。
ただ、戦好きで国を疲弊させていた信虎ですが、
とはいえ実の親を追放するという挙に出た晴信に
家中が心服するか否かは微妙ですよね。
当時は下剋上の世の中ではありますけど、
それでもやはり親孝行の意識はあったでしょうし、
また父・信虎からはうつけ者扱いされていた晴信ですからね‥
晴信は母(=信虎の妻でもある)や妻に
父追放のことを報告したりしています。
さて一方今川家のほうは、そんな信虎の引き取りに
勘助が出向くことになりましたね。
信虎にはかつて愛する女を殺され、恨みある勘助が
信虎と間近であいまみえるとなると、
一触即発の状態になりそうですな‥(^^;)