エリザベス女王杯 回顧

しかし最近のレースは「スローペース」が多いですね。
エリザベス女王杯も、最初こそハイペースで
ごちゃついたようですけど、すぐに流れが落ち着いてしまい、
「大逃げを打った」かに思われた
オースミハルカがゴール直前まで粘りを見せましたね。
一瞬この馬で決まったかと思われましたけど、
一気に◎スイープトウショウが差し切りました。
丁度、ディープインパクトが、先に抜け出していた
アドマイヤジャパンをゴール直前で交わした
菊花賞の再現を見ているような感じでしたね。
「強い馬が強いレースをして勝った」という印象を受けました。

  • 位置取りが悪くてスローペースに泣いた馬も‥

1番人気の△エアメサイアは序盤のごちゃつきで
ポジションが後方になってしまい、
加えてスローペースではなすすべが無かったですね。
しかしスイープの前に位置取りをしておかなければ
勝つチャンスは無いと思いますけど、
そのスイープの後ろでは‥この馬を中心に買っていた人は
レースの途中で既に落胆していたのではないでしょうか。
エアメサイアと同じようなレースをしてしまったのが
3番人気のヤマニンアラバスタですな。
このレース3連覇をかけた○アドマイヤグルーヴ
普段よりは前(スイープより前)でレースを進め、
直線は見せ場がありましたけど、
結果は後ろのスイープに差され、
前のオースミハルカも捕まえられずに3着でした。
まぁこれでは実力負けって感じですな。
ピークが過ぎてしまった、ということかと思います。