今朝は初雪が‥

今朝起きてみると、雪が舞っていました。
よく見ると既に3センチ位積もっていましたね。
初雪はもっと前に観測していたのかもしれませんが、
「降った」という実感からすると、個人的には今冬の初雪は今日ですね。
まぁまだ降り始めて(積もって)間もないって感じで、
まだ路面が凍結とかはしていなかったので、
今日は通勤には特に支障はなかったのですが、
これからいよいよ厳しい冬が始まるな、
ということを改めて実感しました。
しかしここ数日は寒いですけど、まだまだ寒い日が続くそうですね。

 2006年 ワールドカップ 予選リーグ組み合わせ決定

もう数日前になってしまいますけど、
2006年のサッカードイツW杯の組み合わせ抽選がありましたね。
ここで、各グループ別の展望とかをしてみたいと思います。
抽選の結果日本は、グループFでブラジル・クロアチア
オーストラリアと同組になりましたね。
正直「なかなか厳しい組み合わせだなぁ」という感じです。
FIFA世界ランク1位、ということは
シード国の中でも実力No.1のジーコ監督の母国のブラジルは
もちろん至難な相手ですし、他にもアフリカ勢ではなく、
日本が苦手な高さを誇るオーストラリアと同組になった、
というのも個人的には少々嫌な感じがします。
オーストラリアは前回まで苦杯を嘗め続けてきた
大陸間プレーオフを制しての悲願の出場ということで
意気が上がっているものと思われますし、
そして次回以降はオーストラリアはアジア協会(AFC)に加盟して
予選を戦う事が決まっており、「アジアの雄」日本との試合、
それも初戦ですから気合を入れて臨んで来そうですね‥
前回の日韓大会で韓国をベスト4に導いた
ヒディング監督の手腕も不気味ですな。
一方のクロアチアは日本が初出場の98年のフランス大会の
予選リーグで敗れている、日本にとってはある意味因縁の相手です。
是非あの時の雪辱を期したいところですね。

開催国ドイツは、恵まれた組み合わせになりましたね。
メンバー的にも首位通過は固そうですな。焦点は2位争いでしょうか。
南米予選で強敵に揉まれて来たエクアドルを上位に見ましたが、
エクアドルは予選のホームの試合で、高地に対するアドバンテージが
あった事を考慮すると、ポーランドの目もありそうです。

前回の日韓大会は「死の組」に入りながらも、
アルゼンチンを退けて決勝リーグ進出を果たした
イングランドですが、今大会もなかなか厳しい組み合わせですね。
スウェーデンパラグアイとの三つ巴の争いになりそうです。
南米の個人技<ヨーロッパの組織力と見て、
パラグアイが一歩苦しいかなと予想しましたが‥

ドイツ大会で一番厳しい組がこのグループC、と言われていますね。
前回は予選大会で消えたアルゼンチン、
同じ轍は踏みたくないところです。
実力国オランダとの首位争いになりそうですね。

最近のポルトガルには以前ほどの勢いがなく、
北中米の雄・メキシコが優位に試合を進めそうですね。
そんな中で、アジア予選の決勝リーグで日本と戦ったイランにも
チャンスはありそうな予感がします。

このE組もなかなか厳しいって感じですね。
イタリア・アメリカ・チェコのいずれか1カ国は
予選敗退の憂き目に合う訳ですから。
世界ランク2位のチェコは世代交代があまり進んでいない、
等を考慮して、1位通過はイタリアと予想しました。
ただ、アメリカも決して侮れないですね。

  • グループF(◎ブラジル・▲クロアチア・△オーストラリア・○日本)

日本はオーストラリア・クロアチア戦を最低でも1勝1分け
以上で終えて、ブラジル戦に臨みたいですね。
日本はなんとか決勝リーグへ進出したい、という感じですが、
どのチームにも進出の目はありそうな感じです。
前回は開催国ということでシードされ、
予選リーグは割と楽な相手に決まりましたけど、
シードされない今回はブラジルと同組、
厳しい展開になりそうですな‥

  • グループG(◎フランス・スイス・▲韓国・○トーゴ

日韓大会ではまさかの予選敗退を喫したフランス、
今大会は雪辱を期したいところです。
組み合わせ的には恵まれた感もありそうですが、
欧州予選でも激突し、苦戦を強いられたスイスと同組になりましたね。
このあたりの相性等が本番でどう出るか、注目ですな。
初出場国が多く、苦戦を強いられそうなアフリカ勢ですが、
このグループのトーゴには勝ち抜きの可能性がありそうです。
最近実績的にもう一つの韓国との2位争いになりそうですね。

開催国ドイツのグループAと並んで、楽な組み合わせって感じですね。
日本もこのどちらかのグループに入りたかったな、と思ったりして(^^;)
ここはスペインとウクライナが順調に抜けそうです。
大会前の前評判は高いものの、
本番ではもう一つ実績を残せないことの多い(^^;)スペインですが、
今回は恵まれたグループに入って、
予選リーグから波に乗れるでしょうか?

 「ローマから日本が見える」(はてな年間100冊読書クラブ 84/50)

ローマから日本が見える

ローマから日本が見える

著者の塩野七生さんといえば、ライフワークになっている大作
ローマ人の物語」で御馴染みですけど、
この本はその「ローマ人の物語」の入門編って感じでしょうか。
ローマ帝国の魅力が、塩野さんが興味を惹かれている点を中心に
一冊の本でコンパクトに書かれているって感じですね。
ローマ人の物語」は個々のエピソードは興味深いのですが、
非常に分量が多いため、「ローマ帝国全体」を捉えようと思うと
ちょっと難しいものがあるかなって感じです。
そんな時にこの本を「まとめ」的な位置付けで使えそうですね。
ただ、本書に記載されているのは、ローマ帝国の全史ではなく、
カエサルの死後、アウグストゥスオクタヴィアヌス)による
帝政の確立までではありますけど‥

ローマ帝国が長続きした理由として
「敗者に寛容であったこと」があげられていますね。
帝国主義時代の植民地支配とは違い、
敗者にも順次ローマ人並みの権利を認めていたそうです。
そうすることによって、敗者をローマに同化させて取り込み、
拡大していったという感じでしょうか。
また「独裁を嫌った」ことも特色の一つですね。
カエサルがブルータスらに殺されたのは有名ですが、
ポエニ戦争カルタゴの名将ハンニバルと戦い、
勝利の立役者となったスキピオでさえも、最後は糾弾され、
自殺せざるを得なくなったりしたそうです。
上記のようなローマ帝国の特徴について、
同世代のアテネやスパルタと対比したりして、
鮮やかに描かれていますね。