「AKB48 セットリストベスト100  2013」

  • 今年の1位は、旧:チーム4の公演曲

今更ではありますが、標題の件につきまして、
振り返ってみたいと思います。
今年の1位は、昨年解散の憂き目にあった
「旧:チーム4」の公演の代表曲「走れ!ペンギン」でしたね。
AKB48の人気の上昇と共に、この「セットリスト」企画で
上位にランクインする曲は、地方在住のファンにとっても
馴染みのある、シングル曲が中心となっていただけに、
公演曲が1位にランクインするというのは、少々驚きの結果でしたね。
おそらく、チーム4メンバーのファンが、
この曲に一点集中して投票を行い、
その結果が実を結んだものと思われます。

  • ライトな&地方のファンが、離れた結果‥?

その一方で、公演曲が1位になるという結果は、
AKB48を、シングル曲を中心に認知している
ライトな&地方のファンが、離れた」結果、
と言えるのかもしれないですね。
AKB48、昨年は、センター固定の人気メンバー・
前田敦子さんが卒業しました。
そして、残ったメンバーにも、指原莉乃さんを始めとして、
スキャンダルが相次いで発覚してしまいました。
これらの事象がマイナスに働いたこともあり、
昨年2012年は、「AKB48の人気はピークを過ぎて、下り坂」
にあるものと実感させられましたからね。
この「セットリスト」、1位の曲への投票総数等が発表されないので、
上記はあくまでも仮説に過ぎないですけどね。
しかし、「メンバーを入れ替えて、グループの存続を図る」仕組みの
先輩的存在である「モーニング娘。」は、
グループこそ今日まで存続しているものの、
その人気は、ピーク時と比べると見る影もありません。
AKB48も、今年はいよいよ衰退への道を歩み始めそうですね…

 「Nのために」(はてな年間100冊読書クラブ 8/100)

Nのために

Nのために

  • 「告白」と同じ、モノローグから真相が明らかになる展開

「告白」に魅せられて以降、著者の
湊かなえさんの著書を読むようになりました。
この「Nのために」も、「告白」と同じように、
「多数の人物によるモノローグ形式」によって
殺人事件の真相が、明らかになっていく展開ですね。
まぁ、著者の著作に慣れてきたこともあって、
「告白」の第一章を読み終えた後のような、
衝撃的な印象は受けませんでしたけど‥(^^;)
登場人物がそれぞれ、愛情や共感を抱いた「Nのために」
(N、は各人によって異なる)行動した結果として
複雑な真実が成り立っている、という感じですね。

  • トラウマをもった登場人物による行動で、想定外の方向へ‥

形式は、「告白」と同じですけど、テーマ的には、
著者の前作「贖罪」と対をなしている感がありますね。
「贖罪」は、「物語の発端の殺人事件が、
登場人物のトラウマになった」、という流れでしたが、
「Nのために」は、「既にトラウマを抱えた登場人物達が
殺人事件に(間接的に)関与していく」、という展開でしたね。
トラウマは、他人には想定しづらい内容のため、
トラウマを抱えた登場人物の行動が重なることにより、
事件の真相は、誰もが想定外の方向に進んでいく、
という展開でしたね。トラウマを扱っているということもあり、
内容的には、重苦しくなってしまう感もありますね。
トラウマの原因として、夫婦間のDV、親による子供の虐待、
屈折した感情を持つ母親などが、登場しますね。

  • 行動を起こすもハッピーエンドにはならない、後味の悪さも‥

トラウマを持つ登場人物達が、幸せをつかもうとして
「Nのために」行動を起こします。しかし、
「その行動の結果は、必ずしもハッピーエンドにはならない」
という点が、湊かなえ作品の真骨頂、といった感じでしょうか(笑)
登場人物達の、「大切なNのため」の思いや行動は、
肝心の「N」にはことごとく伝わっていなかったりするので、
他の湊かなえ作品と同じく、読後に後味の悪さは残ります‥(^^;)
思いが相手に伝わらずすれ違ってしまう一例として、
シャープペンシルの4回のノック「たすけて」は
相手には伝わらず、一方で5回のノック「ありがとう」は
相手は「しんじまえ」と受け止めていたりとか‥(笑)
しかし、私のような、登場人物と同じように
歪んだ感情を持っていると自覚している身にとっては(笑)
湊かなえ作品は、麻薬のような心地良さが
感じられてしまったりするのも、また事実なのですよね‥(^^;)
でも、「歪んだ感情を持っている登場人物は
結局幸せをつかむことは出来ない」という展開は、
物語とはいえ、歪んだ私の心には
ズキッと突き刺さるものがありますね‥(^^;)
その刺激を求めて、再び湊かなえ作品を読む私‥
登場人物のNの一人、西崎と変わらないような気もします(苦笑)

 今週の「お試しかっ!」(2/25放送分)

今週の「お試しかっ!」は、
お酢で有名な「ミツカン」の「帰れま10」でしたね。
上記の通り、「ミツカン」といえば
まず「お酢」を思い起こしてしまうのですが、
そのお酢は、1品もランクインしていなかったですね。、
(って、今は「飲むお酢」がプチブームになっているようですが、
普通のお酢を、家庭でそれほど使用する訳ではないため、
「沢山売れる」人気商品にはならないのでしょうね…(^^;)

  • 季節柄、鍋つゆが上位にランクイン

結果としては、時期的なものもあるのか、
「鍋つゆ」が、ベスト10の半数の5品を占めましたね。
(2位「ごま豆乳」、3位「とんこつしょうゆ」、
5位「寄せ鍋」、6位「濃厚みそ」、9位「キムチ」)
「鍋つゆ」では、今回のゲストの
キャイーン・天野さんがCMに出ている
「〆まで美味しい」シリーズは、
2種類がランク入りを果たして、
天野さんは、面目を保ちましたね…(笑)
そして「おむすびの素」としてまず思い浮かぶ
「おむすび山」が2商品(4位「鮭わかめ」、7位「青菜」)、
これらを抑えて1位を獲得したのは「五目ちらし」でしたね。
結果としては、今回は7連勝どまりでしたね。
8番目の「しお鍋つゆ」がランク外でしたね。
「濃厚みそ」や「キムチ」など、鍋つゆは、
比較的濃い味が好まれる傾向が、うかがえたような感じです。

 「超訳ブッダの言葉」(はてな年間100冊読書クラブ 7/100)

超訳 ブッダの言葉

超訳 ブッダの言葉

  • ブッダも人間、悩み迷って自分を律してきたのだな、と。

少し前に話題になった「超訳ニーチェの言葉」に継ぐ
超訳」シリーズですね。仏教の開祖・ブッダの教えを
話題の若手僧侶である著者の小池龍之介さんが、
現代風にアレンジした「超訳」となっています。
ブッダの教え」となると、読み始める前は
「宗教臭が強くて、敬遠したくなるような
内容ではないかな‥?」と思っていました。
しかし実際には、ブッダが「自分をどう律するべきか‥?」
と悩み迷った過程がよくわかりました。
「あぁ、ブッダもやっぱり人間だったのだな」
という感じですね(笑)そういう点で、
ブッダに対する親しみを覚える内容に仕上がっています。

  • 超訳」の内容に、違和感を覚えたりもしてしまいますが‥

ただ、「超訳」ということで、
解りやすさを重視する観点からでしょうか、
「携帯電話」などの、今まさに現代のアイテムも登場しますね。
個人的には、ブッダの内容からは、違和感を覚えたりもします‥(^^;)
逆に、歴史上の人物であるブッダにリアリティを覚えて
内容とともに親しみやすくなる、という読者も多いかもしれないですね。
人間には欲望があり、怒りやどす黒い感情があったりもします。
「これらの感情をしっかりと見つめて、気持ちを抑えて
心を安定させようとする」ということに
ブッダはずっと取り組んできたのだな、と思います。
こうしてみると、ブッダの時代でも現代でも、
人間の悩みというものは、根本的には同じ、という感じがしますね。
これだけモノが豊かになっているというのに、
「心を安定させる」ということの、なんと難しいことかと‥
ブッダの言葉では「○○しない」(比べない、怒らない、求めない)
とありますけど、どうしてもこの逆(比べる、怒る、求める)に
傾いてしまいがちだな、という感じです。
心が落ち着かなくなった時、目を通してみたい本、という感じですね。

 先週の「シルシルミシルサンデー」(2/24放送分)

先週の「シルシルミシルサンデー」は、
新宿中村屋」の特集でしたね。
新宿中村屋」、私の近くでは、
デパートに出店しているのを見かけますが、
正直なところ、あまり購入する機会は無いですね…(^^;)
もっとも、中村屋の看板商品である「肉まん」は、
年間2億個を出荷しているそうです。
1人あたり2個、食べている勘定になりますね。
「肉まん」であれば「肉のゴロゴロ感」が残るように、
「ふかひれ肉まん」であれば、
「ふかひれのプルプル感」が残るように、
その製造工程は、工夫されているようですね。
もっとも「ふかひれ肉まん」では、
確かに本物の「フカヒレ」を使っています。
しかし、本物の「フカヒレ」は長時間蒸すと溶けてしまうため、
溶けにくい「ふか加工品」を混ぜているそうですね。
「ぷるぷるの食感を残すため」とはいえ、
上手いことまがい物で水増ししているような、
そんな気もしてしまいました…(^^;)

  • 丹精込めた「印度式カリー」1,470円

新宿中村屋」は、インドカレーでも知られていますね。
もっとも中村屋では「カリー」と呼んでいるようです。
印度式カリー」は1人前1,470円、一見お高い値段ですが、
「タマネギは1時間以上炒める」、「スパイスはシェフが手で!煎る」、
コクと深みが増す秘伝のスパイス「煎じマサラ」を使うなど、
丹精込めて作られていることがうかがえましたね。
お高い値段もやむなし、という感じでしょうか。
また、「たまたま店に逃げ込んできたインド人を
かくまった縁で、中村屋はカレーを始めた」というエピソードは
少し前に本で読んだ記憶があり、個人的には懐かしかったです(笑)
こんな楽しみ方が出来るのも、読書の醍醐味の一つですね。

  • 韓国菓子「竜のひげ」、丁寧に作られていますね

この日は、北斗晶佐々木健介一家による
「食べ放題家族」の企画が久しぶりにありましたね(笑)
ここ最近は、「バスツアーの企画で食べ放題」が多かったですけど。
今回の舞台は、新大久保にある韓国料理の店だそうですね。
しかし新大久保の街、テレビに映っていた映像では、
すっかりコリアンタウン化していますな…
私が東京に在住していた頃は、ほとんど行ったことが無いので、
昔の新大久保がどんな街だったかは、記憶に無いのですが…
一家は、食べ放題店に乗り込む前に、
屋台でホットケーキを食べ、
韓国の名物お菓子「竜のひげ」のお店で試食をするなど
(生地を丹念に細くして、蚕の繭のような感じに仕上げ、
くるみなどの具を包んでいるようです。)
本番前に余裕たっぷり、という感じでしたね。

  • 右手で肉を焼き、左手でメロンを食べる(笑)

食べ放題店では、メインの食材は焼肉なのですが、
北斗ママの「寒いこの時期は、野菜や果物が高い」という視点から、
「肉には必ずチシャバを巻く」、「メロンをしっかり食べる」
という作戦で挑んでいましたね(笑)
「右手で肉を焼きながら、左手でメロンを食べる」など、
北斗ママの戦術には、毎度感心させられますな…(笑)
また、「キムチは焼いたほうが良い」という店員さんのアドバイス
あっさり却下して(笑)店員さん呆然としていましたね。
そして、「チシャバ担当」ながら、チシャバの間に
「唐揚げ」を隠し持って来た息子は見つかって怒られ(笑)
そのチシャバを巻かずに肉だけ食べる健介パパも、
見つかって同じく怒られてしまいます…
不満そうながらも言い返せない健介パパ‥(^^;)
北斗ママの鬼嫁ぶりも、しっかり健在でしたね。
「味付け肉よりも、味付け無しの肉のほうが高い」
という視点は外れていたものの
(味付けのほうが、スパイスなどによりコスト高)、
「野菜や果物が高い」という視点は大正解で、
今回も、元を取ることに成功していましたね。
ただ、北斗ママは少し前の芸能ニュースで、
手術で長期入院する、という話が出ていましたね。
そうなるとこの企画も、暫くの間見納めになりそうですね。

 「ヒットの経営学」(はてな年間100冊読書クラブ 6/100)

ヒットの経営学

ヒットの経営学

  • 不況が続く現在の「ヒット商品を生み出すコツ」は何か

不況が続いている現在、モノが売れずに、
「ヒット商品は、なかなか出にくくなった」と言われていますね。
しかし、そんな現在でも、ヒット商品が
全く出なくなった訳ではありません。、
本書は、そんな現在のヒット商品に焦点をあて、
ヒットの要因、ヒット商品を生み出すコツを解説していますね。

  • 市場を、新製品によって自ら開拓する

本書に取り上げられている例として、
「顧客に慣れさせて、定番化すること
(例・コカコーラ、ポカリスエット)」
が取り上げられていますね。
この本では、ポカリスエット大塚製薬への
取材記録が掲載されていますが、
「定番化」している商品とはいえ、
お客様視点に立って、味の改善は
日々怠らない姿勢がうかがえますね。
大塚製薬の経営理念として、
「革新的な製品を作る」というものがあるそうです。
食品メーカーは多々ありますが、革新的な製品によって
市場を自ら開拓していく必要性がある、という感じでしょうか。

  • ニーズを捉えて、信頼感を補完して大ヒットに

また、こちらはよく言われていることではありますが、
「女性のニーズを取り込むことが必要」とのことですね。
著名な「体脂肪計タニタの社員食堂」の例を用いて
説明されています。女性にダイエットのニーズがあることは
誰もが承知の内容なのでしょうけど、
「体脂肪計」のメーカーである、タニタの社員食堂で
実際出されている内容、というところに
女性の信頼感を集めることが出来たことが、
ヒットの要因、という感じでしょうか。

 先週の「お試しかっ!」(2/18放送分)

  • 「パーフェクトチャレンジ」は、達成してしまったので‥

先週の「お試しかっ!」は、お馴染み
明治製菓(meiji)の人気商品で「帰れま10」でしたね。
社名は今では「株式会社 明治」なのですが、
個人的には、昔の「明治製菓」表記のほうが、馴染みがありますね。
その明治製菓と言えば、「ミルクチョコレート」や
「カール」などの商品が有名ですね。
つい最近初達成を果たしたばかりのため、
テレビで見ていても、以前よりは期待は盛り上がらない(笑)
「パーフェクト達成100万円チャレンジ」ですが、
今回は7品目まで順調に進んだものの、
8品目で途切れてしまいましたね。
その8品目を選んだゲストのモト冬樹さんは、
同じくゲストの元?宝塚歌劇団メンバーのゲストから、
これ以降最後まで、白い目で見られていましたね…(笑)

ランキングの結果としては、
1位に「アーモンドチョコ」、2位に「ミルクチョコレート」、
3位に「マカダミアチョコ」が入り、明治製菓は、
チョコレート菓子の人気の強さを見せつけた、という感じですね。
チョコレート以外では、「カール チーズあじ」が6位、
果汁グミ グレープ」が9位に入った位ですね。
1位に輝いた「アーモンドチョコ」や、8位の「アポロ」など、
昔からの伝統の定番商品が、今でも根強い人気を
キープしていることもうかがえますね。
よく話題になるライバル商品(笑)の
きのこの山」と「たけのこの里」は、
4位に入った「たけのこの里」が、5位の「きのこの山」を
僅かの差で上回りましたね。しかしこの順位からも、
改めて、人気が拮抗した商品であることがうかがえますね。
「好ライバル」ぶりを見せつけたという感じです。
きのこの山」派と「たけのこの里」派との戦いは、
このまま、未来永劫に続きそうな感じですな…(^^;)